中学受験!私立中学校男子校・女子校・共学校の特徴とは?

中学受験

私立中学校受験で志望校を決めるときに学力や大学の進学実績などを確認すると思います。

同時に男子校や女子校と共学校で迷うご家庭も多いはずです。

今回は、

私立中学校男子校

私立中学校女子校

共学校

特徴志望校選択のポイントなどを説明していきます。

この記事を読んで志望校選びの参考にしてください。

 

【私立中学校 男子校・女子校・共学校のメリットとデメリットとは?】

私立中学校を選択するときに学力や大学進学実績を気にするのは当然ですが、

何よりも男子校や女子校と共学校で悩んでいる受験生も少なくありません。

ここでは、男子校・女子校・共学校メリットデメリットを簡単に説明していきます。

あくまでも一般的なことなので、参考程度に読んで欲しいと思います。

私立男子校のメリットとデメリット!

私立男子校のメリットとデメリットを説明していきます。

男子校の良い部分を上手く活用すれば楽しい学校生活がおくれると思います。

・私立男子校のメリット

男子校のメリットは女子校にも言えることですが、自分らしさを出せる環境になります。

女子の目線を気にせずにいられるので自分の好きなことに集中できます。

学校生活や学習面においても男子だけという環境は、プラスにはたらく傾向が多いようです。

後ほど説明しますが、最難関私立校の多くは男子校や女子校になっています。

・私立男子校のデメリット

男子校のデメリットは想像できると思いますが、だらしない面が目立つことがあります

自宅に厳しい姉や妹がいると状況は変わります。

学習面で女子の存在がないのは、プラス面が多くなります。

ただし、社会出てからのことも考えてある程度の生活習慣を教えておく必要があります。

 

 

私立女子校のメリットとデメリット!

私立女子校のメリットとデメリットを説明していきます。

女子校の良い面は女性らしさや強い女性を育てる環境と言われています。

・私立女子校のメリット

学習面における異性の存在は、男子よりも女子の方が影響を受けない傾向にあります。

自分で何かをおこなう自主性を育てる意味でも女子校はメリットがあります。

女子校の場合は、男子に頼らず力仕事もおこなう必要があります。

社会で通用するメンタル面と体力面を養うには良い環境です。

 

・私立女子校のデメリット

女子校のデメリットは、異性との距離感や対応が苦手になるお子さんがいるところです。

女子校にもリーダー的な女子と控えめな女子がいると思います。

控えめな女子は、自分の意見を言えないケースも少なくありません。

このようなタイプの女子は、

社会で男子の強引さに圧倒されてしまうこともあるので注意が必要です。

私立共学校のメリットとデメリット!

私立共学校のメリットとデメリットを説明していきます。

共学校は公立高校にも多いように社会に出てからのことを考えると無難な選択ともいえます。

・私立共学校のメリット

中学高校時代を異性とすごす学校生活は、人生経験という意味で大きな価値があります。

まわりに気を遣うことが多いので、協調性に優れる傾向があります

・私立共学校のデメリット

共学校は、性格によって大きく左右されてしまうのが本音です。

様々なトラブルも共学校の方が多いので、性格や精神的に弱いお子さんは苦しむこともあるかもしれません。

 

【意外に知られていない男子校・女子校・共学校の学校生活】

私立中学校を選択するときに男子校・女子校・共学校を選ぶのは簡単に決められるご家庭もありますが、悩むケースも少なくありません。

ここでは、知っているようで知らない私立中学校を男子校・女子校・共学校といった部分で紹介していきます。

志望校選びの参考にいてほしいと思います。

学習成果だけを考えれば別学が理想??

中学生ともなると男女の差は様々な部分ででてきます。

学力面はともかく体力面や精神的な成長も男女の違いは大きくなるのが特徴の時期です。

学習面だけを考えるのであれば、男女別の方が効率面で優れています。

実際に難関校の多くは、男女別学のことが多いようです。

近年は、完全別学制の私立中学校が男女共学になるケースも多くなっています。

生徒数の確保が大きな目的だと思いますが、共学校人気というのも事実だと思います。

男子難関校や女子難関校は勉強ばかりしているの?

私立難関校の中でも進学校の多くは、難関大学への合格実績も高いので人気があります。

イメージ的に常に勉強ばかりしていると思っている方も多いと思います。

私立難関男子校の多くは、共学校に比べて激しい体育祭になることが少なくありません。

男子らしい力強い面が目立つ男子校の体育祭目当てで志望校を選ぶお子さんもいます。

私立難関女子校も勉強面よりも女性として社会で活躍できるような人間的な教育に力をいれている学校が多いようです。

難関校のイメージは、勉強ばかりというのは間違いです。

基本的に自ら学ぶことを好む生徒が多いので、大学進学実績を見ると結果的に良い結果になります。

男子校は男らしく!女子校は女性らしく!は本当なの?

男子校は、色々な意味で「男らしい」面もあります。

だからと言っておとなしいお子さんが不向きかというと一概には言えません。

女子校も同様で「女性らしい」面もありますが、リーダー的な女性も育ちやすい環境であることも間違いありません。

本来であればハッキリとした説明をしたいところですが、最終的にお子さんの性格によって左右されることが多いのが本音です。

 

【中学校受験 比較よりも自分の子どもに適した学校選びをしよう!】

私立中学校の志望校選びに、

偏差値大学進学実績を主軸に考えることを否定はしません。

一方で、実際に通うお子さんの性格や考え方も考慮してほしいと思います。

ここでは、男子校・女子校・共学校の説明を参考にしたうえでオススメできる志望校選びのポイントを紹介していきます。

私立中学校を考えるポイントを理解しよう!

志望校を考えるときに「偏差値」「進学実績」は、殆どの親御さんが意識する部分なのでここでは触れません。

他に必要なポイントをいくつか紹介しておきます。

 

・男子校?女子校?共学校?

男子校・女子校・共学校の選択は、実際にお子さんの意見もできるだけ尊重してほしいと思います。

学習面も重要ですが、学校生活の状況によって学習面にも大きな影響があります。

性格がおとなしいお子さんを共学校へ進学させたいという親御さんも多いようですが、

実際にはおとなしいお子さんほど別学の方が充実した学校生活がおくれるケースが多いようです。

・進学校と附属校

学校生活を有意義にすごすという意味では、

附属校の方が時間的なゆとりがあると思います。

大学受験をどのように考えているかが、一番のポイントです。

併設の大学へ進学することが多い附属校は、基本的に大学受験対策はほとんどおこないません。

目標の大学によっては、進学校が圧倒的にオススメになります。

・教育理念と校風

私立中学校を選択するときに心がけたい優先順位は「教育理念と校風」です。

軽視されることもありますが、

教育方針や校風の違いは学校生活に大きな影響があります。

大学進学実績の良い私立中高一貫校でも、

お子さんの性格や校風が合わなければ良い結果につながらない危険性も考えられます。

お子さんの通いたい学校が理想的です。

・世間の声にだまされないようにしよう!

インターネット環境が整っているので、

私立中学校も多くの口コミや情報が簡単にわかる時代です。

インターネットの情報は、便利な部分もありますが信憑性に欠けることもあります。

 

口コミで悪く書かれていることも人によって考え方は違います。

学校説明会学校行事をはじめ日頃の登校風景なども学校の姿を知る良い機会になると思います。

共学校に迷いがあるなら別学校も検討してみよう!

完全な男女別学と共学校のどちらも魅力的と考えているご家庭であれば、男女別学校という選択肢もあります。

決して多くはありませんが、特徴的な校風になります。

男女別学の特徴は、日頃の授業や学校生活を男女別でおこないます。

部活動や学校行事のときだけ共学校と同じように男女が共に行動することが多いようです。

男女別学校は校舎自体も別になっているケースが多いので、日頃の授業や学校生活は男子校や女子校の良い部分を出すことができます。

部活動や学校行事に関しては、共学校の良い面をいかすことが可能です。

全てが良いわけではありませんが、選択肢のひとつとして考える価値はあると思います。

お子さんの性格から考える私立中学校!

私立中学校を選択するときに、親御さんが受験校を決めるご家庭も少なくありません。

確かにお子さんの目線では、理解できない部分もあるので仕方がない面もあります。

一番良いのは、学校説明会や学校行事にお子さんが参加をすることです。

訪問した中学校に本当に通いたいと思うことが理想ですし、合格率も高くなります。

数ある中学校の中からある程度選択するのは、親御さんの役目でもあります。

第一志望校はもちろんですが、併願校の校風も慎重に選ばなければなりません。

私立中学校の受験校選びは、親子で協力することが重要です。

特に併願校選びは簡単なようで最も難しい選択になります。

【まとめ】

今回は、私立中学校の男子校・女子校・共学校の特徴やメリットとデメリットについて説明しました。

男子校や女子校の特徴は、意外に思った方も多いかもしれません。

私立中学校を選択するときは、様々な項目からお子さんに一番適した進学先を選ぶ必要があります。

中学受験は親子の協力が重要ですが、進学するのはお子さんだということを忘れないようにしましょう。