初心者必見!中学受験 過去問題の取り組み方のポイント~国語編~

中学受験

中学受験も秋以降は志望校の対策に向けて本格的に動かなくてはなりません。

学校説明会も大事ですが、過去問題の解き方も重要な対策になります。

今回は、中学受験!過去問題の取り組み方のポイント~国語編~を説明していきます。

この記事を読んで志望校対策を万全な状態に近づけましょう!

 

【中学受験 過去問題の取り組み方の基本~国語編~】

中学受験の入試問題は、大学受験や高校受験と同じ考え方では通用しません。ある意味、模試の結果が最も参考にならないのが中学受験になります。

ここでは、中学受験対策で重要な役割を持つ過去問題の取り組み方のポイントを説明します。

過去問題対策で合格への道を大きく広げることができます。

中学受験は過去問題の取り組み方で大きく変わる!

中学受験は、大学受験や高校受験と異なり中学校ごとの校風や理念が入試問題に現れます

特に私立中学校の多くは、自分の中学校ならではという問題も少なくありません。

・受験校の入試問題には、それぞれ「クセ」がある!
中学受験は過去問題の取り組み方で合否が左右される!

大学受験や高校受験は、模試の結果が比較的反映されることが多いのが本音です。

おそらく入試問題の特徴や受験生の年齢も関係していると考えられます。

中学受験は、受験生も小学6年生ですし入試問題も「クセ」があります。

また、保護者との二人三脚でもあるので、親御さんのサポートの仕方で大きく結果が変わります。

過去問題に取り組むのは受験生であるお子さんですが、サポートをするのは親御さんの役割です。

中学受験は過去問題の取り組み方次第で合否に大きく影響します。

採点は受験生がおこなうのが理想!ただし親も確認すること!

過去問題を解いたときに親御さんが採点するご家庭もあるようですが、基本的に受験生であるお子さんに採点もさせることが重要です。

・過去問の採点は、基本的に受験生にさせる!

・必ず親御さんが採点を確認!

・漢字の読み書きや記述解答など厳し目に採点する!

問題はお子さんの採点の信頼度だと思います。甘く採点していても採点ミスがあってもいけません。

お子さんは、過去問題や模試の結果が少しでも良いと親に褒められると思っているので採点も甘くなりがちです。模試も試験後に聞くと「できた」と答えるのはそのためでもあります。

お子さんが採点をした後に必ず親御さんが確認をすることをオススメします。

国語だと漢字の読み書きや記述解答なども含めて厳しめにチェックしてください。

今の得点よりもふり返りが重要!

志望校の過去問題を解くと結果にこだわる親御さんもいますが、今の得点は相性と現状を見るだけで一喜一憂するものではありません。

また、中学入試は合格点を目指すのであって満点を取る必要はないのですから、もっと内容を反復することが重要になります。

入試までの期間を考えると現時点で既に合格ラインを超えた点数を取れるのであれば、相性がよほど良いか自分のレベルよりも下げた学校なのだと思います。

過去問題を解いた後は、必ず「ふり返り」をする必要があります。

・中学入試は合格点を目指すのであって満点を取る必要はない!

・50分の問題であれば、90分~100分のふり返り時間が必要!・正解の問題も解説を読み確認する!

問題文解答にある解説を充分に理解できるまで読み込むことをオススメします

不正解の問題だけでなく正解した問題も丁寧に解説を読むようにしましょう。

 

【中学受験 過去問題の取り組み方の疑問点と対応策~国語編~】

中学受験の過去問題で国語の取り組み方の基本は理解できたと思います。

ここからは、過去問題全般に聞かれる疑問に対して国語を中心に説明していきます。

特に親御さんのできることややらなければならないことも多く含まれています。過去問題に取り組むひとつの方法なので参考にしてください。

過去問題を始める時期と解く順番は?

中学受験を控えるお子さんを持つ親御さんの質問や疑問で最も多いのが、

「過去問題の開始時期」

「併願校の基準」

「成績不振による科目数の減少」

などです。

今回は過去問題の説明なので他の項目にはふれませんが、成績が悪いからといって受験科目数を減らしてもほとんど成績は上がりませんので4科目で続けることをオススメします。

 

過去問題を解き始める時期ですが国語に関して言えば9月以降であれば早めに始めることをオススメします。

次に算数で理科や社会は、もう少し後からでも間に合います。

理科や社会を軽視しているわけではありません。国語は成績が上がりにくい科目なので事前に開始することをオススメしています。

過去問題を解く中学校と年数は、

本命校は10年分

第二志望が5年分

第三志望以下は3年分

が一般的な考え方になります。

難しいのは過去問題を解く順番です。解く順番は、現在の成績を基準に考える必要があります。またお子さんの性格によって併願校のレベルからというのも悪くありません。

過去問題は、基本的に新しい年度からはじめることをオススメします。10年分を過去から解く受験生もいますが、既に合格ラインに到達している学校以外は新しい問題から取り組むようにしてください。

過去問題に取り組むときに親がおこなう事前準備!

お子さんが過去問題と解く前に親御さんがおこなう事前準備があります。

・過去問題の入手

・答案用紙の作成

が必ずおこなう事前の準備です。

過去問題も古い問題はなかなか手に入れることができませんが、インターネットで探すと無料で入試できることもあるので出来る範囲でそろえておきましょう。

解答用紙は原寸大の解答用紙を作成することをオススメします。過去問題に添付してあることも多いので、サイズに注意をして問題を解くようにしましょう。

実際の大きさの解答用紙になれることは、本番で重要なことです。また、記述問題のときの文字の大きさなども事前に理解していると有利になります。

また、学校説明などで入手できる過去問題は必ず手に入れる必要があります。

特に複数回受験をする中学校は、市販では購入できない過去問題を配付することもあるので逃さないようにしましょう。

過去問題の傾向と結果で志望校や併願校を考える!

過去問題は、お子さんが取り組む前に親御さんが傾向をしっかり把握しておく必要があります。

これは、第一志望に似た出題傾向のある併願校を探す基本になります。

併願校を選ぶポイントは偏差値ではありません。

・校風や教育理念が第一志望の中学校に近い学校

第一志望と出題傾向が似ている中学校の選択

1番大事なことは校風や教育理念が第一志望の中学校に近い学校です。

2番目に重要なことが、第一志望と出題傾向が似ている中学校の選択です。

もちろん相性という問題も大切ですが、第一志望が基準であることが重要になります。

【まとめ】

今回は、中学受験対策で必須だと言われている過去問題の取り組み方~国語編~ということで説明をしました。

他の科目でも同様ですが、現時点で合格点を取れる必要はありません。入試までに合格最低点を目標にしていく気持ちが大切です。

特に国語は成績が反映されるまでに時間のかかる科目ですし、実力が目に見えにくいのも特徴です。

過去問題の点数で親御さんが一喜一憂するのは絶対に避けるようにして下さい。

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