大学受験の試験前にトラブル発生!対策方法を解説!

大学受験

大学受験を受ける受験生は、当日のために万全の準備をするはずです。ところが受験前に思いもしないトラブルが発生することもあります。

今回は、大学受験の前に考えられるトラブルとその対策方法を説明していきます。この記事を読んで、トラブル対策も万全にしておきましょう。

【大学受験が近づくと考えられるトラブルと対策方法!】
志望大学に合格するために多くの受験生ができる限りの受験対策や準備をしていますが、受験当日が近づくと様々なトラブルに悩まされることもあります。

ここでは、受験日が近づくと考えられるトラブルとその対策について説明をしていきます。受験生にとって代表的な悩みなので、事前に把握しておくことをオススメします。

第一志望校の合否判定が悪くて不安で迎える大学受験!


受験生の多くは模試を受けると合否判定を意識します。特に第一志望の合否判定が悪いと試験当日まで不安になるはずです。

確かに模試の合否判定が悪い状態で受験当日を迎えると不安になる気持ちも理解できます。また、合格確率が低い状態であれば、不合格の危険性も高いと考えるのが一般的です。

模試の合否判定を否定はしませんが、志望大学の入試問題との相性も合否に大きく影響します。大飛躍とは言いませんが、対策次第でかなり可能性を高くすることができるはずです。

模試の結果だけで不安になるのは、合否判定が悪い根本を理解していないことも理由になります。苦手な範囲と志望大学の頻出問題との比較も重要です。

当たり前のことですが、大学受験の合格には満点は必要ありません。不安定な気持ちで試験に挑むよりも、これまでの受験対策を信じて当日に向かうことをオススメします。

受験2週間前からの生活リズムを大切にしよう!


受験日が近づくにつれて体調管理も重要になります。受験日当日に実力を発揮するには、体調管理が重要なことは当然のことです。

受験生の多くは夜遅くまで受験勉強をするので、どうしても生活リズムが崩れやすくなります。少なくとも試験2週間前からは、生活リズムを改善することをオススメします。

受験当日までできる限りの受験対策をしたいという気持ちはわかりますが、体調管理も受験対策のひとつだと理解してほしいと思います

生活リズムの改善で重要なことは、睡眠時間の確保や夜型から朝型へ変えることです。生活リズムを落ち着かせるには、日数が必要なので早めの対策をオススメします。

受験前日に眠れないときは?眠れる独自のルーティーンをつくろう!


受験前日は、不安や気持ちの高ぶりで眠れなくなる受験生も多いと思います。寝不足は決してプラスにはなりませんので、できるだけ睡眠時間を確保しておきたいものです。

2週間前から生活リズムを調整することをオススメしていますが、睡眠前の独自ルーティーンをつくるのもひとつの考え方です。以下に代表的なものを紹介します。

 

・読書
読書には2つの効果が期待できます。ひとつはストレス解消で、もうひとつは記憶の定着化です。

ストレス解消も重要な目的なので、受験用の参考書などはできるだけ「覚える」ではなく「反復」になる内容が理想です。特に暗記科目がオススメになります。

 

・入浴
睡眠の質を高めるという意味で、リラックス効果が期待できる入浴もオススメになります。入浴すると体温が上昇しますが、入浴後の体温下降は眠気を誘発してくれます。

就寝の1時間半くらい前に40度程度の入浴がオススメです。ただし、受験前に風邪をひいては意味がありませんので、充分な注意が必要になります。

 

・ストレッチ
就寝前にストレッチをするのもオススメです。特にリラックス効果が望めますし、日頃の運動不足解消にも良いと思います。

ストレッチ同様にヨガなども効果が期待できるといわれています。柔軟な身体をつくることは、健康管理面にも効果が期待できます。

 

・アロマを使用する
睡眠時にアロマを使用するのも寝付きを良くするのにオススメです。特に「ラベンダー」や「ヒノキ・スギ」の香りが睡眠に効果があるといわれています。

ラベンダーやヒノキ・スギなどの香りには眠りやすくなる成分が含まれています。通常より早めに寝つけるだけでなく、質の高い睡眠にも効果が期待できます。

 

【大学受験当日の試験開始前に考えられるトラブルと対策方法】
受験前に考えられるトラブルと対策方法を説明は理解できたと思います。次に受験当日に考えられるトラブルと対策方法になります。

ここでは、受験当日に考えられるトラブルの中でも代表的なケースを紹介します。それぞれの対策方法も説明しているので、参考にしてください。

最も多い試験会場に着くまでのトラブル


大学受験の当日におこるトラブルの中でも交通機関に関するトラブルがかなり多いと言われています。特に乗り慣れていない電車やバスを利用する場合は注意が必要です。

当日が平日で通勤通学のラッシュと重なる時間帯では、時刻表通りに電車が運行されるとは限りません。特に首都圏では遅延することも珍しくないので注意が必要です。

当日の天候にも左右されますが、何よりもある程度早めの行動が重要になります。所要時間に関しては、自分で現地までの事前シミュレーションがオススメです

万全の準備をしていても当日の朝に何があるかわかりません。最寄りの駅から受験会場までがバスの場合は、タクシーでも行けるように余分なお金も用意しておくと便利です。

万全のつもりでも忘れ物は誰にでも考えられるトラブル


受験に必要な持ち物は、前日に揃えておくことが受験の必須項目です。事前に万全の準備をしていても、忘れ物が100%ないとは言いきれません。

万が一忘れ物をしてしまった場合は、焦らずに会場の係の人に相談することをオススメします。特に受験票の場合は、状況次第ですが受験ができることもあります。

筆記用具を忘れてしまう受験生もいるようですが、早めに気がついた場合は近くのコンビニ等で購入することをオススメします。会場で気がついた場合は、とにかく係員に相談してください。

忘れ物をしないコツは、持ち物リストを事前に作成しておくことです。前日の準備時に持ち物リストにチェックをいれながら準備をすすめれば、忘れ物を回避しやすくなります。

安全策が逆効果?試験会場に早く着きすぎた!


試験当日に遅刻をしないように、早めの行動をしすぎてしまう受験生もいます。受験会場にも待合室が用意されていることが多いですが、待ち時間が長いとデメリットが多くなります。

待合室は会場によって室温が異なります。寒くても暑くても受験生にとって良い条件にはならないので、注意が必要です。

受験会場によっては、外で待つ場合もあります。寒いところで待つのは、精神的な面だけなく体力面でもデメリットが多いので避けるべきです。

適度な早めというのが難しい場合もあります。事前のシミュレーションで、徒歩圏内で待ち時間をすごせる場所などをチェックしておくのもひとつの考え方です。

 

【大学受験当日までにできることの重要事項のまとめ!】
ここまで受験前や当日に考えられるトラブルと解決策を説明してきました。まさか自分がと思うことが実際におきることがあるからトラブルになると考えてください。

ここでは、これまでの内容を復習する意味でまとめておきます。受験生にとっては重大なトラブルも、事前に理解をしていれば回避も難しくありません。

当日の持ち物は事前確認で万全対策!


受験会場に持参するもちものは、持ち物リストを作成して前日準備でチェックすることをオススメしました。できれば、当日はそのまま出発するのが理想です。

当日の朝に筆記用具や持ち物を追加する場合は、そのときに再度チェックをできるようなリストを用意してください。当日の朝に確認して忘れてしまうケースも少なくありません。

現地までの交通ルートは実際にシミュレーションをしよう!


受験会場までの交通ルートは、オープンキャンパスや模試で実際に訪れている受験生も多いと思います。交通経路に問題はなくても所要時間は、ラッシュ時間帯と平常時では異なります。

単純に電車の遅延も考えられますが、駅構内の移動時間も平常時よりも遅くなることもあります。風邪やその他感染症も防ぐ必要がありますが、事前のシミュレーションも重要です。

受験対策も重要だが体調管理が最重要!


試験日の前日まで受験対策に時間を費やしたい気持ちはわかりますが、体調管理を含めた生活リズムの改善をする必要があります。

少なくとも2週間前からは、受験日にあわせた起床時間や就寝時間を実行することをオススメします。食事に関しても栄養面と消化の良い食べ物を選ぶようにしてください。

【まとめ】

今回は、大学受験のトラブルに関する具体例と対策方法を説明しました。大学受験の日程は、受験生によって大きく異なりますので体調管理には充分な注意が必要です。

受験対策はいくらやっても完成はないのかもしれませんが、トラブルで実力を発揮できないのは悔いが残ります。事前にできる範囲の準備をオススメします。