大学受験模試の偏差値と大学の選び方!

大学受験

大学受験を考える受験生の多くは、模試を受験します。

 

模試の結果にある偏差値や合格判定で一喜一憂する受験生もいると思います。

 

今回は、大学受験対策に必須の模試の偏差値と大学の選び方の説明をします。

 

この記事を読めば模試の本当の利用方法が理解できると思います。

【大学受験の模試と偏差値の考え方】

大学受験を目指す受験生の対策として必須の存在でもある「模試」

 

特に後半におこなわれる模試の結果次第で志望校を変更する受験生もいると思います。

 

ここでは、大学受験向けの模試の偏差値の考え方を説明します。

 

模試の使い方を理解すれば、今よりも効果的な対策ができるようになります。

 

 

大学受験向けの模試と特徴

大学受験向けの模試は、

三大予備校模試

 

と呼ばれる代表的な模試の他にいくつかの模試があります。

 

それぞれの特徴を簡単に説明していきます。

 

 

・駿台模試

三大予備校模試のひとつが駿台模試になります。

予備校としての駿台は国公立大学や私立大学の中でも難関大学を視野に入れた印象が強くなります。

模試のレベルも他の模試に比べると難易度が高いと言われています。

出題されている問題のレベルだけでなく受験者層も高めになります。

 

・河合模試

三大予備校模試のひとつに含まれる河合模試です。

現役・浪人を含め受験者数が模試の中でも圧倒的に多くなっています。

大学受験対策の模試と言えば、「河合の全統模試」と言われるほどの模試で、偏差値や合格判定の数値が他の模試よりも影響力があるので、多くの予備校や高校でも参考にします。

 

代ゼミ模試

三大予備校模試の最後のひとつが、代ゼミ模試になります。

駿台模試や河合模試に比べると総合模試よりも個別大学に向けた模試に力を入れています。

難関国公立や難関私立大学を意識した模試が多くなっているので、該当大学を検討している受験生は、他の模試との日程次第では受験を考えても良いと思います。

 

・東進模試

予備校として現在最も勢いがある予備校の模試です。

模試としての内容は、他の予備校模試と同様に総合的な模試と難関大学は個別の模試が用意されています。

 

・Z会模試

通信教育で有名なZ会の模試です。

Z会に入会している受験生が受ける模試ですが、基本的に河合塾との共催模試になります。

 

・進研模試

進研模試は、高校で受験機会が多い模試で母体数はかなり多くなっています。

ただし、難関高校や浪人生はほとんど受験しないので難易度も低めになっています。

 

上記で紹介をした模試が、代表的な模試になります。

 

ここで気になるのがどの模試を受けるのが理想なのかということだと思います。

 

まず通学している高校で受験する模試もあると思います。

 

その他にと考えると以下の様な考え方ができます。

駿台模試・・・難関大学を目指す受験生

河合模試・・全ての受験生に対応

代ゼミ模試・・・該当の大学を受験する受験生

進研模試・・・高校1年生と2年生と一部の現役生

 

一般的なオススメ模試は、河合の全統模試を中心に年間計画を立ててから、

 

駿台ベネッセ模試なども加えていくのが理想になります。

 

模試を受験するときは、できるだけ自分の受験する大学が会場に選択できるときは積極的に選ぶべきです。

 

受験大学を会場にすると慣れとモチベーションの維持に最適になります。

 

 

模試を受験するメリットと利用方法

受験生のみなさんは、模試を受けるメリットを理解していますか?

 

模試は大学受験対策でとても重要なものです。

 

模試の結果を見て、一喜一憂していませんか?

 

模試の結果がわかるたびに親御さんと志望校を変えていませんか?

 

 

大学受験対策模試を受ける理由は以下の3つだと言われています。

 

・模試を受けることで実際の大学受験と同じ条件を体験できる。

・自分の現在の位置関係が理解できる。

・模試の結果で自分の弱点が発見できる。

夏以降におこなわれる模試の多くは、会場を大学にしている模試が多くなります。

 

できるだけ自分の受験校が選択できれば、アドバンテージにつながります。

 

模試の成績から自分の全国的な水準が理解できます。模試の開催時期にもよりますが、

 

第一志望大学はともかく併願校を選ぶときの目安になることもあります。

 

 

模試を受けることで最も大切なことは、現時点での自分の弱点を発見できるところです。

 

学校の定期テストと違い、常に総合問題となって出題されます。

 

模試の結果が気になるのは誰でも同じですが、悔やんでいる時間があるなら苦手な単元や科目の克服に時間を利用しましょう。

 

模試で失敗をして良かったと思うべきです。

 

 

模試の偏差値と合格判定の考え方

大学受験の模試でわかる偏差値は、受験する大学や受験時期によって役割が全く違ってきます

 

特に特定の学部になると参考になるとは言い切れないこともあります。

 

一方で、毎年多くの受験者数が受験をする大学の学部に関しては、参考になる数値と考えられます。

 

受験をする時期も早い段階よりも受験が近づくにつれて参考になります。

 

ただし、偏差値や合格率はあくまでも目安という考え方も大切だと思います。

【大学受験の受験校の選び方のポイント】

大学受験の受験校を選ぶときは、人それぞれの考え方があるので一概に正解はありませんが、中には避けたい大学選びをしてしまうケースがあります。

 

ここでは、大学受験の受験校の選び方とポイントについて説明をします。

 

実際に志望校を選択するときの参考にしてもらえればと思います。

 

第一希望の大学は基本的に変えない

 

「第一志望は変えない」これは、あくまでも理想論かもしれません。

 

現実は甘くはないので、全ての受験生が第一志望校に合格できるわけではありません。

 

ただし、親御さんがお子さんの志望校を変更するのは、あまり望ましいことではありません。

 

受験生にとって、モチベーションの維持はとても重要なことです。

 

一方で、夏休み前に見られる傾向として国公立を目指していた受験生が、科目の多さに私立大学1本に変更するケースもあります。

 

これは、決して褒められることではありません。

 

確かに現実的に難しいとなれば次の選択肢を考えるのが当然ですが、

 

夏休み前に進路を変更するのはオススメできません。

 

将来を考えて大学や学部を選択しよう!

 

大学や学部を選択するときにこんな受験生もいるようです。

・○○大学は、誰々の卒業大学だから受験する。

・□□大学は、得意科目だけで受験ができるから第一志望にする。

間違っているとは言いませんが、本来大学を選ぶときは、将来を考えてから決めるものです。

 

特に理系の学部の多くは、大学や学部によってほぼ就職するジャンルは決まってしまいます。

 

もちろん、自分の将来なりたい職業を考えた上で志望校が合致した場合は、積極的に目指すべきだと思います。

 

あくまでも、どちらが先にあるかが大切になります。

 

 

受験校の選び方でやってはいけないパターン

大学の受験校を選ぶときにできれば避けたいパターンが、いくつかあります。

 

その中でも特に気をつけたいものを説明します。

 

特に危険なパターンが

 

「得意科目のみで受験ができる」

「偏差値がA判定だから」

 

という理由で受験する大学や学部を選んでしまうパターンです。

 

先ほども説明しましたが、自分の進みたい進路であれば得意科目で受験できる大学は良いと思います。

 

得意科目で受験ができるからというのは順番が違います。

 

大学の学部によってはかなり偏った研究をおこなう学部もあります。

 

自分が本当に進みたい学部以外だと大学に通うのが苦痛になることも考えられます。

 

大学受験の第一志望だけでなく併願校も自分が将来進みたい進路を基本に選択するようにしましょう。

 

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【まとめ】

今回は、大学受験対策に必須の模試と大学の選び方を説明しました。

 

模試は使い方次第で効果が大きくかわります。

 

模試の成績が悪くても同じミスを本番でしなければ問題ありません。

 

模試は自分の弱点を見つけることができる大事な対策方法になります。

 

また、受験する大学を選ぶときは、基本的に第一志望は変更しないつもりで決めましょう。

 

併願校を決めるときも自分の将来を考えて選択することをオススメします。

 

 

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