大学受験は、センター試験だけでなく多くの私立大学でマークシート方式の入試試験を採用しています。
筆記試験よりもマークシート試験の方が、楽に対策ができるのでしょうか?
今回は、大学受験を考えている受験生向けにマークシート試験の対策とポイントを説明していきます。
この記事を読んでマークシート対策を万全にしてください。
【大学受験マークシート対策の注意点の学習のポイント】
全ての受験生ではありませんが、受験をする大学がマークシート方式を採用しているので問題が簡単だと思っているケースがあります。
ここでは、大学受験のマークシート対策と学習のポイントを説明していきます。
マークシートだから簡単だという認識は大きな間違いだと理解できるはずです。
マークシート試験になれることが最初のポイント!
マークシート試験で一番注意しなければならないことが、マークミスによる間違いになります。
特に多いのが飛ばした問題を忘れて全てずれてマークしてしまうことです。
仮に間違えたと気がついても、普段であれば落ち着いて対応できることも試験中だと冷静さを欠いてしまうので、最悪の結果になることもあります。
マークシート対策の第一歩は、試験形式に慣れることです。
幸い大手予備校主催のマーク式模試があるので、積極的に受験することをオススメします。
自宅で問題集や過去問題を解くときもマークシートを利用して解くと本番対策になります。
試験に対する学力も重要ですが、何よりも慣れることが最初の目標です。
マークシートだから簡単?マークシート試験の難易度!
マークシート方式の試験は、簡単に感じる問題もあります。
一方で筆記式の方が楽になる問題もあるので一概に難易度を決めることは難しいのが本音です。
科目や問題の内容によって異なりますが、どちらにしても万全の学習量と知識の定着で望むことが重要になります。
マークシート方式は選択式だから簡単という考え方は危険です。
マークシート方式の試験は、必ず選択肢の中に正解があります。
問題点は、複数の選択肢から簡単に正解を選べるだけの知識があるかという点です。
マークシート方式の選択肢は、受験生が迷うような内容です。
中途半端な学習だと最終的に解答を絞れずに「カン」に頼ってしまうこともあります。
マークシート方式でも筆記試験対策と同様の対策が必要です。
詳細まで内容を把握して、説明できる状態を目指す必要があります。
大学受験のマークシート対策!数学は要注意!
マークシート方式の入試で最も注意したい科目は数学です。
もちろん他の科目も難しい問題はありますが、基本的に知識量でカバーできます。
数学の問題点は、解法です。
数学の問題は、複数の解法が存在するケースが少なくありませんが、
マークシート方式は試験作成側の解法で解く必要があります。
必要な公式を私用して解く場合が多いのですが、理系の受験生ほど公式をあまり覚えずに解く方もいるので注意が必要です。
マークシート試験対策時に解法をしっかり身につけることをオススメします。
数学が得意な受験生ほど慎重に対応する必要があります。
【マークシート試験の攻略のポイントとは?】
マークシートを採用している入試と記述式の受験対策は、基本的に同じです。
解き方のポイントは、それぞれ違うので事前に理解しておく必要があります。
ここでは、マークシート試験の攻略のポイントを説明していきます。
学習面ではなく試験の攻略ポイントなので模試などで試すことをオススメします。
問題文と解答選択文のキーワードを確認しよう!
マークシート方式の入試に限ったことではありませんが、問題文と解答選択文のキーワードを確認することは重要なことです。
問題文は、選択肢の正しいものと間違っているものとどちらかを選ぶときもありますし複数の解答を選択する問題も少なくありません。
選択肢もキーワードとなる部分をしっかり把握しておかなくてはなりません。
受験生を悩ませるような選択肢になっていることもあるので注意が必要です。
マークシート必勝の消去法の落とし穴に注意しよう!
マークシートの解法本などには、消去法をすすめている書籍も少なくありません。
この考えかたは間違いではないと思いますが、注意をする必要があります。
選択肢に関してもキーワードとなる部分や接続詞などに注意をして確認することをオススメします。
筆記タイプの試験とは出題形式や文面が異なるので注意が必要です。
マークシートの正答を選択するポイントは、完全に問題に対して一致している選択肢を選ぶ必要があります。
一部分でも相違点がある場合は、誤答と考えて間違いありません。
マークシートの解答は、言葉の表現や言い回しがわかりにくいこともあります。
日頃から国語力や読解力を高めておくようにしてください。
多肢選択問題には要注意!
マークシート方式の問題の中には、解答が複数ある場合もあります。
1つまたは2つと指定されている場合は良いですが、中にはいくつ選択するかが不明な問題も存在します。
問題文をしっかり読み解ける読解力と正しい知識を定着させることが、多肢選択問題の対策ポイントになります。
日頃から問題を解くときに問題文では何を聞いているのかを理解する習慣をつけることをオススメします。
正しい選択肢を見極めるポイントは、なぜこの選択肢が用意されているのかを考える必要があります。
5択であれば、間違いである選択肢の存在意味を考えなければなりません。
【マークシート試験対策にオススメのグッズ】
マークシート試験を採用している大学を受験する場合は、対策と本番に向けて用意しておきたいアイテムがあります。
特に筆記用具は、必ず自分に適したものを選んでください。
ここでは、マークシート試験対策にオススメのグッズを紹介していきます。
毎日の対策と当日の負担を少しでも軽減できると思います。
マークシート用の筆記用具はコレ!
マークシート試験の筆記用具は、鉛筆かシャープペンシル使う受験生が多いと思います。
どちらを使うかは好みの問題もあるので一概には言えませんが、専用品をオススメします。
鉛筆やシャープペンシルの芯は、堅い芯を利用すると修正するのが大変です。
自分の筆圧にあわせて最適なものを日頃から試すと良いと思います。
マークシート専用の鉛筆やシャープペンシルがあるように、消しゴムにも専用のものが存在します。
こちらも各メーカーから発売されているので、試してみることをオススメします。
マークシート試験の対策に必須の専用紙
マークシート試験は、専用の解答用紙を利用します。
模試や受験当日は良いですが、日頃の練習問題や過去問題のときもできるだけ同じ条件で問題を解くのが理想です。
マークシート専用の解答用紙も文房具店やインターネット通販で購入することができます。
マークシート入試は、単純そうでなかなか奥が深いのも事実です。
一番重要なことは、試験当日と近い環境を整えることです。
筆記用具と専門解答用紙を日頃から使用しているだけで当日対策は、かなり変わってきます。
マークシート対応の問題集と参考書
マークシート方式を採用している大学の受験対策には、
それぞれに対応した水準のマークシート向けの問題集や参考書を購入する必要があります。
数学の解法で注意が必要だと説明しましたが、
他の科目に関してもマークシート対策は必要になります。
もちろん記述と極端にわけて考える必要はありません。
マークシート対策というとなんとなく暗記をしていれば良いと考えてしまう方もいるようですが、
むしろ関連事項をしっかり把握することが重要になります。
センター試験はもちろんですが、私立大学入試でもマークシート方式は採用されています。
全科目マークシート対策ができる問題集を解くことをオススメします。
【まとめ】
今回は、マークシート試験の対策方法を説明しました。
大学入試に的を絞って説明していますが、高校入試や資格試験でもマークシート対応は必要です。
細かい考え方は異なりますが、根本的な対策方法は同じです。
選択式だから曖昧な覚え方だと迷う結果になるので注意をしてほしいと思います。