大学受験の入試方法!大学センター試験・別会場入試・一般入試!

大学受験

大学受験の入試方法にも様々な受験方法がありますが、利用方法によって得られるメリットがあります。

特に併願校の受験を考えるときに知っていると有利です。

今回は、大学受験で実施されている入試方法の

「大学センター試験」

「別会場入試」

「一般入試」

の説明をしていきます。

この記事を読んで受験日程を考える参考にしてください。

 

【幅広い活用が可能な大学入試センター試験利用とポイント!】

国公立大学だけでなく私立大学でも当然のように採用されている入試制度が大学センター試験になります。

2021年以降は、「大学入学共通テスト」に変更予定です。

ここでは、現状の「センター試験」の特徴や利用方法のポイントを説明してきます。

また、今後の「大学入学共通テスト」の変更点などもわかる範囲で紹介します。

国公立大学受験生だけではない私立大学併願に便利なセンター利用!

1990年に開始された大学センター試験は、国公立の共通一次試験の後継として誕生しています。大学センター試験になってからは、私立大学でも利用可能になりました。

大学センター試験は、国語・数学・社会・理科・英語といった主要科目の受験が可能になっているので理系・文系にかかわらず利用可能です。

私立大学にもよりますが、学部によって3科目程度で受験が可能な大学もあります。従って本命大学で一般日程とわけて大学センター試験を利用する受験生も少なくありません。

一般的には、複数大学の受験が可能な入試制度を利用して複数校の併願出願をするケースも多くなっています。また、センター後に出願できる大学もあるのが特徴です。

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大学センター試験の利用はどんなメリットがあるの?

大学センター試験を利用すると受験生にとって多くのメリットがあります。

いくつかのメリットを簡単に説明していきます。

 

・本命大学の受験対策に集中できる!

大学センター試験は、本命大学以外に複数の併願校に同時出願が可能なので、受験対策が本命校に集中できるメリットがあります。

併願校をセンター利用にしていれば、基本的な対策はセンター対策になります。受験校によって科目の確認は必要ですが、大きな負担にならないように工夫をすれば問題ありません。

・日程のゆとりと体力の負担を軽くできる!

複数校を同時に出願できるので、日程的なスケジュール管理が楽です。また各大学への移動がなくなるので、体力の温存という意味でもメリットがあります。

大学センター試験は、1月中旬で一般入試はその後長期間になる受験生も少なくありません。中には3月まで進学先が決定しないケースもあります。

・受験費用や交通費などのコストを軽減できる!

大学受験の受験料は、1校ごとに受験をすると膨大な金額になることもあります。大学センター試験の方が、コスト面を考えるとかなり抑えることが可能です。

また、試験会場までの交通費を考えるとセンター試験のメリットが理解できます。特に志望大学から遠方にお住まいの受験生にとっては、複数のメリットになります。

・センター大学受験で注意が必要なこと!

センター試験は、一見便利な入試方法ですが基本的に国公立の1次試験以外は、私立併願校用の入試だと考えてください。

本命校と同レベルの難易度だとかなり合格率が低くなることが予想できます。本命校の受験を否定するわけではありませんが、一般的な統計だと併願校向きです。

今後の大学入試センターの行方と対策方法!

現在実施されている大学センター試験は、2021年度から「大学入学共通テスト」に名称が変更となります。

全体的におこなわれる教育改革の中でも注目されている項目です。

 

実施日時は、大学センター試験と同じで1月の2日間を利用しておこなわれます。

気になる科目数は、6教科30科目なので現状と変わりません。

 

現在、発表されている大きな変更点は「国語」「数学」「英語」の出題形式や表記内容などが変更になることがわかっています。

 

「国語」と「数学I」は、これまでのマーク方式に加えて記述式を採用することになりました。

「英語」は、筆記リーディングと名称が変わる他に配点も変更します。

リーディングが、200点から100点になります。リスニングが、50点から100点になりますので注意が必要になります。

 

その他にも記述式の加わる国語などは採点に関する仕様が発表されています。

どちらにしても、今後注目をする内容になります。

名称変更大学センター試験大学入学共通テスト
(2021年度から)
日数2日間2日間
国語・数学マークシート方式マークシート方式
+※記述式
英語名称変更筆記リーディング
リーディング配点200点100点
リスニング配点50点100点

※大学入学共通テストの記述式は、延期。

 

【地方在住の受験者向け!別会場受験の活用方法とポイント!】

地方在住の受験生にとって、受験会場までの移動や場合によって宿泊をしなければならないのは、精神的・体力的にも有利になることはありません。

ここでは、近年増加中の別会場で実施されている受験に関して説明をしていきます。

地方在住の方は、参考にしてほしいと思います。

大学入試の別会場受験とは?

大学入試の別会場受験は、主に私立大学で実施されている方式です。例えば首都圏の大学の入試を九州や北海道といった遠方の地域でおこなうことになります。

全国的に少ない学部の大学や全国の受験生に目を向けている大学は、積極的に実施しているので気になる受験生は、事前に確認することをオススメします。

一方、北海道や九州などにある大学も首都圏で試験を開催するケースも少なくありません。

別会場受験は、大学によって実施有無が異なるので事前に確認する必要があります。

 

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受験生にとって大きなメリットのある入試!別会場試験とは!

地元から遠く離れた場所にある大学の入試が比較的近くで受験できる別会場受験は、受験生にとって多くのメリットをもたらします。

長距離移動や日程に関する体力的な面や地元に近い場所での受験という精神的なメリットがあります。

また、交通や宿泊などにかかる費用も削減できるので経済的なメリットも見逃せません。

別会場受験といっても全ての都道府県で実施しているわけではありませんが、

より近い場所で受験が可能になることがマイナスになることは、少ないと考えられます。

別会場受験の今後はどうなる?地方在住の受験生にとって重要なポイント!

大学入試の別会場による実施は、年々実施大学が増加傾向にあります。私立大学の全てとはいかないまでも多くの大学が導入しています。

これまでは、別会場受験以外に大学センター試験を利用して地元で遠方の大学受験を可能にしていました。

主に併願校受験に利用している受験生も多い内容です。

2021年以降に導入される大学入学共通テストの難易度によって大きく影響することも考えられます。

難易度が上がれば上がるほど別会場受験の存在価値が高くなります。

 

【大学受験の一般入試!全日程と学部別入試の特徴とポイント!】

大学受験の入試方法でもっとも一般的な形式が「一般入試」になります。

一般入試の中には「全日程」「学部別」の2とおりの方法が存在します。

ここでは、全日程方式と学部別方式について説明をしていきます。

本命校と併願校のどちらにも利用可能な方式なので充分理解しておきましょう。

大学受験の一般入試!全日程入試と学部別入試とは?

大学入試の全日程は、大学の統一日程でおこなわれる一般入試です。

学部別は、学部ごとに異なる内容と日程でおこなう一般入試になります。

全日程や学部別日程は、大学によって呼び方や名称が異なります。大学による内容的な違いは少ないようですが、事前に内容確認をする必要があります。

一般的に全日程方式は、共通問題による入試です。

学部別日程方式は、学部によって異なる問題が出題されることになります。

本命校としている大学であれば、多くの受験生が「全日程方式」「学部別日程方式」の両方の受験をする傾向があります。

全日程方式学部別日程方式
出題方式共通問題による入試学部によって異なる問題が出題

大学受験!全日程入試と学部別入試で得られるメリットとは?

大学受験の全日程方式と学部別日程方式の存在は、本命校を受験する受験生だけでなく併願校を考えている受験生にもメリットがあります。

本命校を中心に日程を考えていると、受験希望の併願校を受験できないケースもあります。複数の日程が用意されていれば、併願校の受験として利用することができます。

最も受験生にとってのメリットは、2回チャンスがあることだと思います。また、大学センター試験を利用すれば更に回数が増やせるので精神的にもメリットがあります。

受験日程は事前確認で早めの対策を考えよう!

大学受験は、一般入試と大学センター試験利用だけでも複数回になる大学も少なくありません。また、併願校も加えると日程を充分に考慮する必要があります。

受験日程が発表になる日は、大学によって異なります。最も正確で早い情報を入手するには、オープンキャンパスに参加することをオススメします。

用紙やパソコンなどを利用して、できるだけ早めに受験可能な大学と日程的に難しくなる大学をわけて併願校選択をする必要があります。

【まとめ】

今回は、大学受験の入試方法の中から「大学センター試験」「別会場受験」「一般入試」の説明をしました。

多くの受験生が利用する受験方法なので内容を理解しておきましょう。

特に大学受験の日程を考えるときに各大学の入試制度を早い段階で理解する必要があります。

受験制度や日程の確認は、後回しになりがちなので早めに対応をすることをオススメします。

 

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