大学受験生必見!夏休みの受験対策と学習方法~生物編~!

大学受験

大学受験の選択科目で理系と文系の両方の受験生から選択される科目のひとつに生物があります。物理や化学に比べるとセンター対策も容易に考えられているようです。

今回は、理科の中で最も文系よりの生物に注目をしています。

この記事を読んで、夏休みの受験対策と学習方法を理解して欲しいと思います。

 

【大学受験の生物!夏休みの受験対策と学習方法のポイント!】

理科の中でも生物は、理系・文系双方の受験生から選択される科目のひとつです。英語のように必須というわけではありませんが、暗記項目が多いので文系受験生に好まれています。

ここでは、生物の夏休みにおこなう受験対策と学習方法のポイントを説明していきます。

生物は、理系と文系では数学と同じように目指すレベルが異なるので注意が必要です。

目指す大学や学部によって全く難易度が異なる生物!

生物に限らず大学によって入試問題の難易度異なるのは当然のことです。文系の受験生で化学や物理を選択する人はかなり少ないと思います。

ところが生物は、国公立文系の受験生も生物を選択することが多くなります。

また、理系は医歯薬学部をはじめ獣医・農学部医療関連学部だと必須の大学もあります。

センター試験のみで利用する場合と一般入試では、学部によって大きく異なるのも生物の特徴のひとつになります。

医学部や獣医学部では、「多肢選択問題」「考察問題」が出題されることもありますが、センター試験は基本的に教科書レベルで対応できます。

生物を選択するときは、自分の受験する大学や学部の過去問題などから出題形式を事前に確認することをオススメします。

教科書と図を利用して基礎と苦手項目を克服!

生物の効果的な学習方法は、教科書図録・図鑑などを利用する学習方法です。

もちろんアウトプットは、問題集に頼ることになりますが、まずはインプットになります。

後ほど紹介をしますが、教科書はできれば高校で利用している教科書以外に別出版社のものを一冊用意することをオススメします。

また、図録や図鑑で視的に学習することも重要になります。医学系や獣医系の大学でも教科書を何度も反復するだけでかなり成果が期待できます。

苦手な単元でも教科書や図録で学習すると受験向けの参考書よりは易しい内容になっていると思います。

苦手克服には、基本レベルの反復が重要になります。

遺伝子の単元を集中的に学習しよう!

大学受験の生物で注意をしたい単元が、「遺伝子」です。

特に「代謝」に関しては、知識だけでなく実戦問題も重要になります。

最先端分野の遺伝子は、頻出度が高い単元でありながら範囲や出題方法も膨大です。教科書や図録を利用してインプットした後に問題集を解くのが基本学習になります。

特に「代謝」の項目は、計算問題や考察問題なども出題されることが多いので、反復学習をおこなって対応ができるようにしておくことをオススメします。

受験生の中には、遺伝子の単元の考察・計算・実験が苦手なケースが目立ちます。

夏休みは、基本レベルでも良いのでバランス良く学習することが理想になります。

 

【大学受験の生物!夏休み中に克服したい苦手対策の学習方法!】

生物は暗記科目だと思ったら考察・実験・計算など数学みたいな問題が出題されて後悔している人もいるかもしれません。

確かに生物は理科の中では暗記項目が多いのは事実ですが、計算や実験が中心になることもあります。

ここでは、苦手意識をなくす学習方法を考えていきます。

受験生が失敗しやすい学習方法と改善策!生物編

夏休みは時間があるので、難易度の高い問題にチャレンジをする受験生も少なくないと思います。もちろん受験大学によっては、必要だと思いますが苦手な人は基本からはじめる必要があります。

まずは、夏休みの学習方法で失敗しやすい学習方法をいくつか紹介します。

ここで説明している学習方法はマネをしないようにしてください。

  • 考察問題ばかり解いている

大学によっては、考察問題が出題されることも少なくありません。当然受験生は、時間のある夏休みに考察問題にも取り組むことになると思います。

ここで注意をしてほしいのは、考察問題に取り組む受験生は基本レベルが理解できている人になります。

少なくとも生物が苦手だという人は、考察問題は、多くても1日1問で充分です。わからない問題をたくさん解いて正解を確認するのは時間の無駄になります。

生物の考察問題は、数学の証明問題と似ている部分があります。書いてある内容が理解できてはじめて解くことができます。

  • インプット重視でアウトプットを軽視!

生物は、英語や歴史などと同じで終点がわかりにくい科目です。関連事項を学習しているうちに深い知識が身につきますが、問題を解くタイミングを失う危険性があります。

教科書や図録を読んでインプットをしたら、必ず問題集などを利用してアウトプットをする必要があります。

生物は暗記科目なので、インプットにばかり時間をかけてしまいます。いざ模試や試験で何もできなければ、これまでの努力が反映されていないことになります。

  • 得意分野と苦手分野の学習バランスが重要!

生物が苦手な人に多いのが、得意分野ばかり追求してしまうことです。苦手な分野が出題されなければ良いという問題ではありません。

苦手分野の放置は、どの科目でも避ける行為です。夏休み中に苦手単元を克服すれば、確実に成績向上にもつながります。

特に苦手な単元が、高頻出な範囲の場合は、早い段階で克服する必要があります。逃げていても合格が遠くなるだけなので苦手分野も積極的に学習しましょう。

生物はインプットとアウトプットの反復が重要なポイント!

生物の受験対策をするとどうしてもインプット中心の学習になる受験生が多いようです。また、思った以上に覚えることが多いのも生物の難しい点になります。

生物の基本的な学習は、他の科目と同じ感覚で問題ありません。単元の終了ごとに基本問題を解いて理解度を確認と反復学習が基本的なサイクルです。

まとまった範囲を学習するやり方だとどうしても忘れてしまう部分も少なくありません。数時間をまとめてよりも数十分を複数回学習するのが一番良いサイクルになります。

生物が苦手な受験生にオススメする参考書と問題集!

生物が苦手な受験生向けにオススメの参考書と問題集を紹介します。

あくまでも偏差値50を目指すレベルなので、それ以上を目指す場合は別途対策が必要です。

・高校生物教科書 各社

・フォトサイエンス生物図録 数研出版

・エクセル生物総合版 実教出版

「高校生物教科書」は、参考書ではないと言われてしまいますが、生物は教科書2冊が必須です。

特に医学部や獣医学部を目指す受験生は、教科書が中心になります。

単純に教科書を読むだけでなく、必要事項を調べたりするのも悪くありません。

偏差値50以上を目指すのであれば、「チャート式 数研出版」を追加するのもオススメです。

 



 

「フォトサイエンス生物図録」は、あまり紹介されない一冊です。視的に覚えることを考えるとスマホやインターネットよりもやはり図録が理想だと思います。

コスト的にやや高めですが、手元に置いて損のない一冊です。少なくとも理系大学受験生は、購入することをオススメします。

 

「エクセル生物総合版」は、教科書レベルからセンター・私立大レベルまで充分に対応できます。特に教科書を中心に学習していると抜けてしまう部分もありますが、この一冊でカバーが可能です。

単純に問題を解くのではなく、掲載されている文章や理論的な部分を覚えるつもりで取り組むとより効果があります。医学部や獣医学部の受験生にもオススメです。

【まとめ】

今回は、大学受験の夏休みの受験対策と学習方法のポイント生物編ということで説明をしています。生物は暗記科目の分類に入りますが、やはり理系的な考え方も必要です。

用語だけを覚えるのではなく、他の用語と関連付けて覚えることで比較的安定した成績を望めるようになります。センターでは高得点も狙える科目なのでオススメです。

 

https://study393.com/physics/

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