大学受験対策年間スケジュールが重要!!

大学受験

大学受験対策は、何も考えずに目の前の問題集や過去問題を解いているだけでは、効率の良い対策をしているとは言えません。

 

大学受験対策のスタートは受験校合格から逆算をして予定を立てることからスタートします。

 

まだ1年あると思っているといつの間にか受験日が近づいてきます。

 

今回は、大学受験に必須の年間スケジュールの考え方と学習方法のポイントを説明します。

 

この記事を読んで、効率の良い大学受験対策をスタートさせましょう。

【大学受験の年間スケジュールの考え方とポイント!】

大学受験は、個々の目指す大学によって年間スケジュールの考え方が大きく異なります。

 

国公立受験を考えている受験生は、基本的に私立大学よりも科目数が多くなるはずです。

 

ここでは、大学受験対策の一般的な年間スケジュール考え方とポイントを説明します。

 

自分の生活環境によって差があると思いますので、無理のない予定を考えましょう。

 

 

大学受験のスケジュールは大きくわけて3つにわけよう!

大学受験のスケジュールは、大きく分類すると

 

・「4月~8月」

・「9月~11月」

・「12月~受験日」

 

3つに分類することができます。

 

 

それぞれの期間でどのような学習をするかは、後ほど詳しく説明します。

 

今は、年間スケジュールを立てることだけ考えて先に進みましょう。

 

次に年間予定に対して、模試の受験予定を事前に組み込んでおきましょう。

 

模試に関しては、受験する模試が個々によって異なるので説明は省きます。

 

現役生で部活動をしている受験生は、夏まで部活もあると思います。

 

そのような場合は、部活のことも考えて予定を考える必要があります。

 

年間スケジュール計画は3つに分類
4月~8月9月~11月12月~受験日
課題内容?課題内容?課題内容?

 

 

毎月の目標を考えておこう!

大きく3つにわけたら毎月の目標を考えていきましょう。

 

模試の偏差値でも良いですし、もっとおおまかに考えても構いません。

 

具体的に利用する参考書や問題集が決まっているのであれば、何月までにこの参考書と問題集を完了させるなどの目標でも構いません。

 

毎月の目標は、あくまでもゴール地点を基準に考えるようにして下さい

 

逆算して考えないと入試までに間に合いませんので気をつけましょう。

 

毎月の目標イメージ
4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月
参考書A参考書A模試問題集B模試問題集B模試問題集C模試問題集D受験日2次試験

 

基本の予定は、1週間ごとの予定が理想!

最終的に予定をたてるときは、毎週の予定を考えることになります。

 

1週間単位で予定をたてるのが、いちばん効率が良くなると思います。

 

1週間の予定をたてるときに注意をしなければならないのが、

 

無理な予定をつくらないことです。

 

少しゆとりを考えた予定表を考えましょう。

 

もし、時間的にゆとりがあれば、先取りもできますし次の週で調整をすれば良いのです。

 

逆に詰め込みすぎて予定通りに終わらないと焦りにつながるので無理は厳禁になります。

 

現役生と浪人生では、1日の学習時間も違いますし1週間の予定も異なると思いますが、

 

原則的に日曜日は、予備日にしておくのが理想です。

 

特に現役生は、日曜日に一気に問題集を解こうと考えるかもしれませんが、

 

まずは毎日の学習をしっかりとこなせるスケジュール管理をすることです。

 

1週間予定イメージ
国語古文現代文現代文漢文古文漢文予備日
数学数学B数学A数学B数学B数学A数学B予備日
理科化学化学物理物理化学化学予備日
社会世界史地理地理世界史世界史地理予備日
英語英文法英文法長文読解英文法長文読解長文読解予備日

【大学受験対策の長期予定でおこなう学習内容と考え方】

大学受験対策の週間ごとの予定は理解できたと思います。

 

一方、最初に3つにわけた長期予定は、それぞれの時期にやるべきことがあります。

 

ここでは、長期予定で行う学習内容と考え方を説明します。

 

受験日にあわせて、長期的に予定をたてることも重要な対策になります。

 

夏休みまでは基本レベルを確実にしよう!

現役生と浪人生では、スタートラインは異なりますが、夏休み期間までにおこなう学習方法は基本的に同じです。

 

夏休みまでに確実に土台となる部分をつくる必要があります。

 

教科書や参考書などをいきなり覚えようとする人がいます。

 

実際に覚える作業は、最初におこなうべきではありません。

 

本来の学習は、内容を理解するところからスタートしなければなりません。

 

自分で内容を考えて理解すると実際に覚えるときの効率が変わります。

 

機械的に暗記をしても次の日には半分以上忘れてしまいます。

 

自分に能力がないとモチベーションを下げてしまう受験生もいると思います。

 

基本的な部分で覚えられないのは、能力が足りないよりもやり方や順番が間違っているケースがほとんどです。

 

まずは、内容を理解することから始めましょう。

 

内容を理解することで、実際に暗記をしたときに定着してくれます。

 

更に問題集などを利用してアウトプットすれば、最も効率よく学習ができます。

 

インプット(記憶や暗記)ばかりを優先して、

 

アウトプットを後回しにする受験生もいますが、

 

あまり効率の良いやり方ではありません。


夏休みまでに基本となる部分をしっかりマスターしていれば、
センター試験レベルの問題であればある程度解けるはずです。

 

秋以降は更にレベルを上げる必要があります。

 

冬休みまでに大学の水準に合わせたレベルの学力を身につけよう!

秋以降は、実際の志望校に合わせたレベルの問題を解けるようにしなければいけません。

 

この部分は、個々の目指している大学によっておこなうレベルは変わります。

 

過去問題などから問題のレベルを充分に把握する必要があります。

 

また、受験する大学や学部によって出題する問題に特徴があるので、傾向と対策を理解しましょう。

 

 

秋以降の模試は、急激に問題のレベルが上がることがあります。

 

難関大学向けの問題も含まれますので、自分の受験する大学の問題レベルを把握しておきましょう。

 

受験する大学や学部によって模試の偏差値があまり参考にならないこともあります。

 

どの水準の問題までできれば良いのかを理解しておくとモチベーションの維持にもつながります。

 

受験校のレベルに合わせた問題を解くのが理想ですが、段階をとばして問題を解くのはオススメできません。

 

難易度のわかれている問題集であれば、易しいものから解くようにするべきです。

 

いくら難しい問題を解いても標準レベルの問題が解けない受験生も少なくありません。

 

受験本番に向けた実戦向けの受験対策をしよう!

12月以降になると本番を考えた対策が中心になります。

 

特にセンター試験を受験する場合は、マークシートに慣れておきましょう。

 

過去問題を解くときは、事前に合格ボーダーを把握しておく必要があります。

 

大学入試では、状況によって確実に得点すべき問題と捨てる問題もでてきます。

 

高校の定期テストは、とにかく満点を目指すのが対策方法です。

 

しかし、大学入試は、合格点を取るのが目的だということを忘れてはいけません。

 

解けない問題は解けるようにする必要があります。

 

該当する単元をしっかり復習することをオススメします。

 

このときも基本学習のときと同様に、内容を理解してから解法を覚えていきましょう。

 

丸暗記をしても肝心なときに役に立ちません。

【まとめ】

今回は、大学受験対策のスケジュールの考え方とそれぞれの時期に適した学習方法を説明しました。

 

学習は教科書や参考書を丸暗記しても意味がありません。

 

基本的な部分でもしっかり内容を理解してから覚えるようにしましょう。

 

また、必ずインプットをしたことをアウトプットする習慣をつける必要があります。

 

1年間受験勉強をして学力をつけていく必要がありますが、本番までに自分の実力を発揮できるメンタルを鍛えることをオススメします。

 

入試当日は、いくら模試で経験を積んでも全く違う感覚になります。

 

落ち着いて取り組めるように自分の学習したことに自信を持てるようになりましょう。

 

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