中学生が高校受験対策でもっとも気をつけたいことは、部活動をと受験勉強の両立です。
特に内申点が合否に関わる高校を受験する場合は、定期テストも重要になります。
今回は、中学生向けのネット塾5選を紹介していきます。
この記事を読んで自分に適したネット塾を選ぶ参考にしてください。
【中学生向けネット塾のメリットとデメリットを理解しよう!】
高校受験の対策には通塾が理想ですが、
部活動との両立を考えるとネット塾の活用も検討してほしいものです。
特にここ数年のネット塾は、信頼できる存在になっています。
ここでは、中学生向けネット塾のメリットとデメリットを説明していきます。
ネット塾の選び方は、特徴をよく理解することが重要です。
オススメのネット塾5選
・進研ゼミ
・すらら
・スマイルゼミ
・e点ネット塾
中学生向けネット塾のメリット
中学生向けのネット塾のメリットを3つ説明していきます。
ネット塾の使い方次第で定期テスト対策と高校受験対策に期待ができるはずです。
・部活と受験対策の両立が可能!
中学校生活を充実したものにするには、部活動に集中するのもひとつの方法です。
その一方で、定期テスト対策や高校受験対策も必要になります。
ネット塾のメリットで最も注目したいポイントが、時間が自由だということです。
自分のスケジュールに合わせて利用できるので、部活と塾の両立ができます。
・公立高校受験に力を入れている!
ネット塾の多くは、公立高校受験対策に適した学習内容になっています。
地元の教科書に沿った内容で、定期テスト対策に力をいれるので内申点が合否を左右する公立高校受験向きです。
ネット塾の基本は、日頃の授業の予習復習と学校の定期テスト対策です。
特に反復学習をおこなう環境が優れているので、大きな成果が望めます。
・費用面で通塾や家庭教師よりもお得!
基本的にネット塾で必要になる費用は、通塾や家庭教師よりも安価になります。
中学生本人よりも親御さんにとって費用面で節約につながるのは大きなメリットです。
もちろん通塾や家庭教師には、ネット塾より勝る部分も多くあります。
一方で、ネット塾も使い方次第で通塾や家庭教師にはない成果も期待できます。
中学生向けネット塾のデメリット
ネット塾にはメリットがある一方で、デメリットがあるのも事実です。
ネット塾のデメリットとその解決方法を説明していきます。
・私立難関校には不安な部分も・・・!
学校の定期テストや公立高校の受験対策に向いているネット塾ですが、難関私立高校となると難しいのが本音です。
もちろん受験生の取り組み方次第ですが、万全ではありません。
難関私立高校を受験する場合は、できる限り通塾との併用をオススメします。
塾の復習や苦手克服にネット塾を活用すると効果が期待できます。
・中学3年生はモチベーション管理が大変!
中学3年生は、部活を引退後に本格的な受験対策にはいる傾向があります。
このときに受験に対してのモチベーションを維持するのが難しくなります。
保護者のサポートも必要ですが、模試や通塾との併用がオススメです。
模試の結果や他の塾生の受験意識が刺激になってモチベーション向上につながります。
・中学1年生は学習の習慣化が必要!
ネット塾の良い所は、学習時間を自由に決められることです。
自分で計画通りに学習をすすめられる人は良いですが、中学1年生だとうまくできないことも考えられます。
中学受験を経験している中学生であれば、ある程度学習の習慣化が身についていると思います。
学習の習慣化ができていない場合は、親御さんのサポートが必要になります。
中学生向けネット塾!オススメの利用方法とは?
中学生がネット塾を利用する場合は、学年や目的によって利用方法を考える必要があります。
特に中学1年生と受験を控える中学3年生は、異なる利用方法がオススメです。
・中学1年生の活用方法
中学1年生は、小学校と異なる中学校の生活環境に慣れることから始まります。
教科によって異なる指導方法の授業にも対応しなければなりません。
学習面で重要なことは、学習の習慣化です。
公立高校受験の合否は都道府県によって異なりますが、1年生の成績も影響するケースがあります。
中学校の定期テストは、成績に直接関係します。
また、中学校の数学や英語は一度わからなくなると先の単元にすすんでも理解が難しくなります。
学習の習慣化は、親御さんのサポートも必要になります。
ネット塾は時間が自由ですが、お子さんと一緒に学習計画をつくって習慣化を確立させてください。
・中学2年生の活用方法
中学2年生は、部活動の中心になる夏休み以降に学力が低下してしまうことがあります。
一時的なスランプは問題ありませんが、わからないことを放置するのはいけません。
中学校でおこなう科目は、高校に進学してから習う基本部分になります。
中学校で苦手になってしまうと高校になっても苦手になるので、大学受験にもひびきます。
理系に行くから英語や国語は関係ないとか、文系に行くから数学や理科は関係ないと思っている人は要注意です。
大学でも理系や文系に関係なく高校で習う水準の講義はあります。
中学2年生がネット塾を利用する場合は、部活動の合間に利用することも多いと思います。
苦手科目や単元の反復学習やふり返り学習を習慣化することをオススメします。
・中学3年生の活用方法
中学3年生は、ネット塾を最大限高校受験対策に活用したい時期です。
推奨パターンは、通塾との併用によるネット塾の活用方法になります。
塾で習った内容の復習や苦手科目や分野のふり返りに適したネット塾の授業形態は、
高校受験対策を公立良くおこなう上でオススメになります。
ネット塾のみで高校受験対策をおこなう場合は、
受験校に適した難易度の講義を選択する必要があります。
そのためには、早い段階で自分に適したネット塾を選ぶことが理想です。
ネット塾を比較するためには、
資料請求や無料体験などもあるので最大限に活用することをオススメします。
【スタディサプリ】
スタディサプリの魅力は、費用面とわかりやすい講義内容になります。
ネット塾のメリットを最大限に活かせる
■運営会社 | 株式会社リクルート |
■基本学習システム | 動画視聴型 |
■対応科目 | 国語・数学・理科・社会・英語 |
■主要コース | 基本的に「ベーシックコース」と「個別指導コース」があります。 |
■必要費用 | ベーシックコース 月額1,980円~ 個別指導コース 月額9,800円~ |
※コースや料金の詳細は、公式サイトで確認してください。
・基礎講座 | 中学校の授業と予習や復習に適したコース |
・定期テスト対策講座 | 定期テスト対策を効率良く受講できるコース |
・応用講座 | 高校受験用の講座で、 主に得意分野の成績を更に向上させたいときのコース |
・高校受験対策講座 | 主に公立高校入試対策に適したコース |
■こんな中学生にオススメ!
スタディサプリは、基本的に定期テスト対策と公立高校受験対策に優れているネット塾です。
日頃の授業と予習や復習に向いている内容になっています。
公立難関校や私立難関校を受験する場合は、通塾との併用をオススメします。塾でわからない部分や苦手分野を基本から振り返る学習に向いています。
【進研ゼミ】
長い実績から得た信頼度と高い知名度の
これまでの紙媒体とIT環境を利用した「ハイブリッドスタイル」が人気のネット塾になります。
■運営会社 | 株式会社ベネッセホールディングス |
■基本学習システム | 配信型講義・タブレットによる教材・赤ペン先生による添削 |
■対応科目 | 国語・数学・理科・社会・英語 |
■主要コース | スタンダードコース ハイレベルコース 中学3年生向け受験講座 ・受験総合講座 ・難関挑戦講座 ・最難関挑戦講座 |
■必要費用 | 選択コースによって費用が異なるので、 公式ホームページで費用の確認をお願いします。 |
■こんなお子さんにオススメ!
【すらら】
「すらら」は、
基礎固めや不登校のお子さんにオススメできるネット塾です。
■運営会社 | 株式会社すららネット |
■基本学習システム | 個別学習 |
■対応科目 | 国語・数学・英語・理科・社会 |
■主要コース※ | 学習レベルに応じた個別学習システムを採用しています。 個々の学年に関係なくレベルを合わせるのでマイペースですすめられます。 |
■必要費用 | 月額8,000円 |
※不登校のお子さんが出席扱いになるネット塾です。詳しくは公式サイトをご覧下さい。
■こんなお子さんにオススメ!
学年の枠を超えてわからない所からじっくりと力をつけたい中学生向けです。
様々な理由で不登校になっているお子さんも出席扱いになるネット塾なのでオススメできます。
※不登校の出席扱いには所定の条件があります。詳しくは公式サイトで確認することをオススメします。
【スマイルゼミ】
個々の学習理解度に応じた学習スケジュールが特徴のスマイルゼミです。
学習そのものに苦手意識がある中学生の学習の習慣化と基礎力を固める期待が持てます。
■運営会社 | ジャストシステム |
■基本学習システム | タブレットによる個別学習 |
■対応科目 | 国語・数学・理科・社会・英語 |
■主要コース | 学習レベルに応じた個別コース |
■必要費用 | 月額5,980円~ |
■こんなお子さんにオススメ!
学校の授業についていけない中学生の基本づくりに適したネット塾です。
定期テスト対策も個別の学習計画で効率よくすすめられます。
【e点ネット塾】
e点ネット塾は、実力のある塾講師の
・「映像授業」
・「セルフノート」
・「ダウンロード問題集」
を利用した学習システムです。
定期テスト対策や高校受験対策向けの授業になります。
■運営会社 | 株式会社日本学術講師会 |
■基本学習システム | 映像授業の閲覧とセルフノートやダウンロード問題集を利用するシステム |
■対応科目 | 国語・数学・理科・社会・英語 |
■主要コース | 中学コース ※別料金で全国一斉学力テストもあります。 |
■必要費用 | 月額2,900円~ |
■こんなお子さんにオススメ!
有名塾講師の映像講義は人気があります。
単元ごとに映像がわかれているので時間的な面や集中力の面で不安のある中学生でも安心です。
【まとめ】
今回は、中学生向けのネット塾を紹介しました。
中学生向けのネット塾は大きくわけて「中学校の教科書レベル」と「高校受験対策レベル」にわかれます。
中学校で苦手な科目をつくってしまうと高校受験や大学受験にも影響します。
自分の学習レベルや目標に適したネット塾を選ぶことをオススメします。