中学3年生と保護者必見!夏休みに有効な学習のポイント!

高校受験

中学3年生の夏休みは一部の部活をのぞいて引退の時期になります。

秋から本格的な受験対策をはじめるためにも夏休みのすごし方が重要です。

 

今回は、中学3年生と保護者向けに夏休みのすごしかたと今後の受験対策に関する説明をしていきます。

この記事を読んで受験モードに気持ちを切り替えましょう。

 

【中学3年生必見!夏休みの学習ポイント!】

中学3年生の夏休みは、これまでとは違い部活中心の生活から学習中心の生活に切り替えていく必要があります。そのためにも事前に理解しておくポイントも少なくありません。

 

ここでは、中学3年生の夏休みの学習と受験対策のポイントを説明します。

一度に欲張らずに徐々に受験モードに切り替えていくことが重要になります。

中学3年生の夏休みにおこなう学習のポイント

中学3年生が夏休みにおこなう学習の主な内容は、これまで中学校で習った内容の復習が中心になります。特に公立高校が第一志望の受験生は、教科書範囲の復習は必須項目です。

 

中には過去問題を解きたいと思う受験生もいるようですが、もう少し後にはじめても問題はありません。現時点で考えることは苦手な科目や単元をなくすことです。

 

教科書や教科書ワークの問題が基準となります。この水準が理解できていない受験生は、焦らずに基本的な内容から復習してください。

 

夏休みの学習ポイントで重要なことは、「夏休み中の計画」と「1日の計画」作成です。全体の計画は、先ほども説明したとおり基本は復習になるので内容は後ほど説明します。

 

1日の計画で重要なことは、学習時間と休憩時間のメリハリの付け方になります。できれば少しでも涼しい午前中にある程度集中して学習することをオススメします。

 

昼食後は15分~20分程度仮眠をとってから午後の学習時間を確保すると効率が高くなります。理想は1日に8時間程度学習ができれば充分だと思います。

 

得意科目と不得意科目は学習内容を変えよう!

公立高校を受験する場合、国語・数学・理科・社会・英語の5科目を均等に学習したくなる気持ちはわかりますが、得意な科目と不得意な科目で内容を変える必要があります。

 

苦手な科目は時間をかけても良いので基礎問題から復習する必要があります。教科書の例題や基本問題を中心に教科書ワークレベルの問題を目標にしましょう。

 

得意な科目を伸ばすことも大切ですが、時期的にまだまだ苦手科目や単元の克服に時間をかけて良い時期です。夏休みが中学1年生からの基本に戻れる最大のチャンスになります。

 

具体的な取り組み方は、個々の得意科目と不得意科目によって異なるので一概には言えませんが、市販の問題集を選ぶときは自分の成績によって科目別に差をつけても問題ありません。

 

部活動から受験対策へのスイッチ切り替えが最大のポイント!

中学3年生の夏休みの学習でもっとも難しいのが部活動中心の生活から受験モードへの切り替えになります。特に部活ロスになってしまうとしばらく何もできないこともあります。

 

それまで当たり前だった日常生活が部活の引退をさかいに大きく変わります。中には通塾をして気持ちを切り替える受験生もいると思います。

 

なかなか気持ちが切り替えられない人もいると思いますが、急に全てを変えるのは難しいので夏休み中に徐々にスイッチを切り替えることをオススメします。

 

1日の学習目標を科目ごとに目標として紙に書く方法もあります。内容は1日の学習時間で充分にこなせる目標が理想です。

 

【中学3年生のお子さんを持つ保護者向け夏休みの対策】

中学3年生のお子さんを持つ親御さんは、高校受験に向けて気持ちが変わると期待しているのではないでしょうか?ところが全くやる気がなくイライラしている親御さんも多いと思います。

 

ここでは、中学3年生のお子さんを持つ保護者向けに夏休みの学習面と生活面のすごしかたのポイントを説明します。親御さんの役割は、お子さんを受験モードに切り替えることです。

 

中学3年生のお子さんを持つ保護者向け夏休みの学習面

日頃からお子さんに「勉強をしなさい」「もっとがんばりなさい」と言っていませんか?この言葉で、お子さんのやる気モードにスイッチが入ることは期待できません。

 

厳しいようですが、受験モードへの切り替えは受験をするお子さん自身の問題です。親御さんが毎日やる気をださせようと励ましてもあまり効果はのぞめません。

 

だからといって何もせずに傍観していれば良いわけでもありません。やる気の出ないお子さんには、通塾や家庭教師をはじめ何かきっかけになる学習スタイルをはじめることも視野に入れる必要があります。

 

どちらにしても一番の理想は、お子さんが自発的に学習に取り組むことです。お子さんの性格によって対処方法も異なるので様子を見ながら良い方法を一緒に考えてみることをオススメします。

 

中学3年生のお子さんを持つ保護者向け夏休みの生活面

中学3年生の夏休みは、部活動中心の生活から受験対策を開始する生活に変わらなければなりません。変わるのは学習面だけでなく生活面も同様になります。

 

ダラダラした生活にならないためにも毎日の予定表は必ずつくるようにしなければなりません。本来は小学生のうちに予定表をつくる習慣をつけておくことをオススメします。

 

中学3年生まで全く自分で予定をつくったことのないお子さんの場合は、ある程度親御さんが協力してあげることも大切です。そのときにできるだけ会話を楽しめると良いと思います。

 

お子さんの志望校に関しても偏差値や世間の評判ではなく、なぜお子さんがそこの高校に進学をしたいのかを聞いてあげるべきです。また、否定からはいるのも絶対にいけません。

 

自分の進路をお子さんが真剣に考えるようになれば、そのためにやるべきことを決めることができるようになります。目標がないとなかなか受験モードには変われません。

 

日頃の会話の中からお子さんの気持ちを徐々に受験モードに切り替えていけるように工夫をするのも親御さんの重要な役割になります。

 

高校受験に塾は必須?通塾と自宅学習のどちらが良いのか?

受験対策といっても自宅でコツコツと取り組むことが得意な受験生もいれば、塾でライバルと切磋琢磨することで実力をつける受験生もいます。

 

同じ塾でも難関私立校向けの塾と公立高校受験向けの塾では体制が異なります。集団タイプの塾が適している受験生もいますが、性格的に個人指導塾が向いていることもあります。

 

自宅で受験対策をするのも独学以外に家庭教師をたのむ方法もありますし、近年人気の動画サイトを利用する方法も良いと思います。

 

ここであげた全ての方法にメリットとデメリットが存在します。また、最終的に受験生であるお子さんの性格や考え方によって効果が異なります。

 

学習方法は各ご家庭の方針や経済状態によっても大きく異なります。お子さんとよくはなしあった上で進路に適した受験対策で合格を目指しましょう。

 

【まとめ】

今回は、中学3年生と保護者向けに夏休みの学習面と生活面のすごしかたのポイントを説明しました。中学3年生にとって一番大事なことは受験モードへの切り替え方です。

本来は受験生であるお子さんが自発的に受験対策に取り組むことが理想です。実際には、全くやる気がなくなってしまうお子さんも少なくありません。

日頃から親子のコミュニケーションを大切にしていることが重要です。お子さんのやる気を出すには、保護者の協力が必要なときもあるので事前に対応策を考えておくことをオススメします。

 

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