中学受験!中学受験の直前と当日におこなう準備と確認のポイント!

中学受験

中学受験の入試直前や当日のスケジュールは、事前に充分な準備と確認が必要です。

また、合格後の手続きの流れなども事前に理解していないと思わぬ事態になります。

 

今回は、中学受験の直前から合格発表後までの準備や確認のポイントを説明していきます。

この記事を読んで早めに準備が必要なものは計画的に揃えておくことをオススメします。

 

【中学受験 前日までにおこなう準備と確認のポイント】

中学受験の準備は、受験生の合否だけに目が向きがちです。

実際はまわりの家族を含めた予定と協力体制をしっかり考えておく必要があります。

 

ここでは、中学受験の前日までにおこなう準備と確認のポイントを説明していきます。

事前に準備をしておくと当日焦ることがなくなるはずです。

中学受験 入試当日の2週間前までに済ませたい確認事項!

中学受験当日は、受験生はもちろん親御さんも緊張する1日になります。

受験の準備はできるだけはやめに済ませておくのが理想だと思います。

 

中学受験当日の2週間前までに済ませたい確認は、

チェックリストなどを作成するとわかりやすくなります。

 

簡単なもので良いので事前に用意することをオススメします。

 

チェックリストに書いておきたい内容をいくつか紹介しておきます。

この他にも日頃から気がついたことを書いておくと良いと思います。

 

・受験日当日のスケジュール

受験日当日のスケジュールは、何度も確認をしておく必要があります。時間にゆとりを持ちすぎるのもお子さんの負担になりますので、注意が必要です。

 

・入試当日の持ち物確認

筆記用具や受験票をはじめ必要な持ち物を事前に準備しておくことをオススメします。持ち物に関しては、受験校によって許可されないこともあるので事前に応募要項などを熟読してください。

 

・受験校までの交通機関や所要時間

受験校までの交通機関や所要時間は、時間帯によって遅れることを想定してください。特にトラブル時の対応として別路線での交通手段も調べておくことをオススメします。

 

・午後入試のときの交通ルートや所要時間

午後入試を考えている受験生は、午前中の試験会場からの交通ルートや所要時間と共に昼食のとれる場所も確認しておくことをオススメします。
近隣の食堂やファミレスなどを考えておくのであれば、事前に予約しておくのが理想です。基本は、食べ慣れている親御さんのお弁当が良いと思います。

 

・小学校への連絡

受験当日は、小学校を欠席しますから事前に連絡をしておくのが基本です。併願校や受験予定が変更する中学校は、直前になることもあるので注意をしてください。

 

・トラブルに備えた対応等

急遽受験が決まった併願校が他の学校の合格発表や手続きと重なった場合の対応策を考えておく必要があります。親御さんのかわりに慣れる人がいれば頼んでおくのが良いと思います。

 

・入試費用の準備と確認

受験校の受験料や入学手続きに必要な費用の準備と確認は大丈夫でしょうか?予定外の受験やまとまった費用が考えられるのでATMの引き出し限度額なども注意が必要です。

お試し受験は、第一志望校のシミュレーションに活用しよう!

お試し受験は、受験生の場慣れという見方があります。

確かに模試とは異なる環境での経験は重要ですが、同時に第一志望校の受験シミュレーションにも活用してほしいと思います。

 

朝の出発までに要する時間などは、貴重な経験になります。

普段とは異なる環境でもあるので改善点などがあれば、事前に確認しておくべきです。

入試前日におこなう準備と確認!

入試前日は、試験当日にあわてないように持ち物の最終確認を済ませておきます。

当日の天候や気温なども確認しておくと天候が崩れても慌てずにすみます。

 

受験日前日の夜は、早めにお子さんを寝かせたいところですが、

あまりプレッシャーになるような言い方をすると緊張で寝れません。

 

できるだけ自然体を保つことが理想です。

 

【中学受験 入試当日の行動ポイントと揃えておきたい持ち物】

中学受験の入試当日は、慌ただしい時間の中で冷静な対応が求められます。

特に親御さんは、お子さんのことをサポートしながら自身も落ち着くことが重要です。

 

ここでは、中学受験の受験日当日の行動や持ち物に関する説明をしていきます。

事前に理解をしていれば、何か問題があっても焦らずに対応ができると思います。

受験当日の忘れやすい確認項目を覚えておこう!

受験当日は、試験のことばかり気になって忘れてしまいやすいことがいくつかあります。

基本的な例をいくつか説明しておきますので、参考にして欲しいと思います。

 

・入試終了後の待ち合わせ場所の確認

入試が始まるまでのことばかり気になって終わった後のことを全く相談していないケースがあります。

大人数の受験生と保護者がいるとなかなか会うことができないことも想定できます。

 

特に午後受験がある受験生は時間的なゆとりもないので、事前に待ち合わせ場所の確認をしておく必要があります。

なかなか会えないと焦りも出るので、午後入試に影響してしまいます。

 

・親御さんの一言

受験日当日の親御さんの一言が受験生にとって大きな力になることがあります。

通塾生は、塾の講師が受験校で待っていることもありますので、更に気合いが入ると思います。

 

親御さんの一言は、心のこもった内容であれば簡単な言葉で構いません。

お子さんのプレッシャーになる言葉は、避けるようにしてください。

 

・朝食は必ずとる

受験日当日の朝食は必ずとることをオススメします。

体力的なことだけでなく、脳の活性化を考えても間違いなく朝食は必須です。

 

朝食が食べれないお子さんは、暖かいスープなどでも良いです。

日頃から朝食を取る習慣をつけることが望ましいと思います。

保護者&受験生向け!受験当日あると便利なグッズ!

中学受験当日は、受験生は試験会場で受験をおこないます。

保護者の方は、待合室や別教室などで試験が終わるのを待つことになるのが一般的です。

 

数時間の試験時間ですが、受験生と保護者が持っていると良いと思われる持ち物を紹介しておきます。

必要に応じて参考にしていただければと思います。

 

・受験生が受験日当日にあると便利な持ち物

筆記用具や受験票は当然のことなので省きますが、

受験生にとってもっとも良いと思われるものは、「飲み物・軽食」になります。

 

軽食は、ひとくちサイズのおにぎりやチョコレートなど簡単なものが良いと思います。

空腹対応というよりも落ち着くことが目的になります。

 

試験会場が寒いことを考えると「カイロ」もオススメになります。

服装の注意が必要ですが、手をあたためることもできるカイロは人気です。

 

意外なアイテムだと段ボールなどの切れ端という回答をする受験生が多いようです。

机がガタガタする場合に使用するのですが、試験監督に了解を得る必要があります。

 

これらの持ち物は、中学受験だけでなく大学受験などでも重宝される持ち物なので覚えておくと良いと思います。

 

・保護者が受験日当日にあると便利な持ち物

保護者は、基本的にお子さんの受験終了まで待合室で待っていることになります。

お子さんのことが、気になってしまう親御さんは読書などをして時間を待つのもひとつの考え方です。

 

会場によって寒いことも予想できるので、お子さん同様「カイロ」などを持つのも良いですし「膝掛け」などもオススメです。

 

親御さんも緊張してしまうこともあるので、「飲み物・軽食」を持参する親御さんも少なくありません。

緊張感のある待合室ですが、お子さんを信じて落ち着いて待つようにしてください。

こんな時はどうするの?入試当日に考えられるトラブル対応策!

受験日当日に考えられるトラブの中から代表的な内容の対応策を説明していきます。

日頃は元気なお子さんでも緊張から予期せぬトラブルになることも少なくありません。

 

・お子さんの体調が急に悪くなった場合!

おそらく受験当日のトラブルで最も多いのが、お子さんの体調が悪くなるケースです。

緊張や慣れない満員電車で腹痛や発熱をおこすお子さんも少なくありません。

 

あらかじめ電車に余裕を持って途中下車をすることも考えておく必要があります。

また、各駅停車や特急を利用するなどお子さんの体調をすこしでも良くできるようにサポートするのもオススメです。

 

緊張から体調を崩しやすいお子さんには、事前に整腸剤などを飲ませておくのも悪くありません。

もちろん眠くならないものが必須ですが、気持ちの問題ということもあるので効果は期待できます。

 

急な発熱時は、別室受験をおこなっている中学校もあるのでお子さんが受験できるようであれば、学校に相談をすることをオススメします。

 

・忘れ物をしてしまったときの対応方法!

筆記用具を忘れてしまった場合は、途中の文房具店やコンビニで購入することも可能です。

学校によっては、筆記用具を貸してくれる中学校もあります。

 

受験票に関しては、身分を証明できるものがあれば受験が可能になることが多いようです。

中学校によって異なるので、必ず電話で確認することをオススメします。

 

・電車やバスが大幅に遅れそうなときの対応方法!

自己の理由で遅れそうなときは厳しいですが、大雪や事故の場合は試験開始時刻の変更ななどもあります。

どちらにしても学校に連絡をする必要があるので落ち着いて行動してください。

 

状況によって、事前に調べておいた別路線で受験会場に向かうことも検討する必要があります。

お子さんを不安な気持ちにさせないように落ち着いて対応して欲しいと思います。

 

【中学受験 合格発表と手続きに関する準備とポイント】

お子さんの人生はまだまだ先が長くなりますが、中学受験に関してはゴール地点でもあります。

合格発表は緊張のときですが、その先もやることは少なくありませあん。

ここでは、お子さんの合格発表と手続きに関する準備とポイントを説明します。

合否にかかわらず手続きをしながらお子さんのサポートをする役目はまだまだ続きます。

合格発表後の対応と考え方

中学受験の合格発表は、当日夜間や翌日の学校が多いようです。

午後受験の場合は、遅い時間帯に合格発表があるので、翌日受験がある受験生は就寝するのが理想です。

 

受験の合否にかかわらず、翌日が受験日の場合は、気持ちを切り替えて受験に望むことが理想です。

思った以上に精神状態が変わることが多いので注意が必要です。

 

合格した場合でも、第一志望の受験を控えている場合はモチベーションのコントロールが重要になります。

また不合格の場合も親御さんの対応が大切です。

中学受験 合格発表や手続きにあるトラブル対応策!

中学受験の合格発表で合格した場合は、他の受験校の合否前に入学手続きをおこなう中学校も少なくありません。

入学手続きの日付や時間は、事前に確認しておくことをオススメします。

 

付き添いと入学手続きが時間的に難しい場合は、手続きか付き添いを代ってもらう必要があります。

事前に頼んでおけば、慌てないですむので家族と協力をしてください。

 

入学手続きで支払う費用は、入学金授業料設備費などになります。

入学金は返金されない中学校が多いので事前に確認することをオススメします。

 

また、授業料の返金も即日というわけではありません。

学校によっては、他の中学校の手続き締め切りに間に合わないこともあるので事前に確認することをオススメします。

中学受験 進学先決定後に忘れがちな手続きの確認!

中学受験を終えて、進学先の中学校が決まった場合は、合格辞退をする中学校への連絡と通っている小学校への報告を忘れないようにしてください。

 

また、入学証明書をお住まいの役所に提出するのは、親御さんがおこなうことになるので、忙しいとは思いますが、注意をしてほしいと思います。

 

また、入学手続きが終わった後も入学説明会や制服の採寸時に入学に関する書類を提出する中学校もあるので、事前に確認しておくことをオススメします。

【まとめ】

今回は、中学受験の直前と当日以降におこなう準備や確認のポイントを説明しました。

わかっているような内容でもいざ当日になると忘れてしまうことが多いようです。

特に受験生の体調面や忘れ物など思わぬトラブルは、

事前に対応策を理解しておくことがゆとりを持って行動できるポイントになります。