中学受験生と保護者必見!夏休みの科目別学習方法 国語編

中学受験

中学受験生にとって国語は避けては通れない科目です国語の成績は、中学受験の4科目で最も成果が出にくいと言われています。

今回は、夏休みと日頃の学習にも活用できる中学受験生と保護者向けに国語の学習方法を説明します。

この記事を読んで国語の成績UPに役立ててください。

 

【中学受験生向け!夏休みの科目別学習方法 国語編】

中学受験の必須科目は、国語と算数です。2科目で受験をおこなうこともあるだけに大切な科目ですが、算数を重要視することは多くても国語はあまり注目されません。

国語の読解力や考察力は、中学・高校に進学してからも全科目に必要な力です。英語や数学が関係ないと思っていると後で大変なことになります。

ここでは、中学受験生向けに夏休みの国語の学習方法を説明していきます。

夏休み以降も同じ学習方法も継続できる部分もあるので参考にしてください。

漢字や語彙の知識は、継続して学習しよう!

国語の漢字や語彙の知識は、配点を考えると夏休みは避けてしまう受験生も少なくありません。時間のあるときに長文読解に力をいれたい気持ちはわかります。

国語の漢字や語彙と算数の計算問題は、毎日の継続が大きな力となって中学受験だけでなく、高校受験や大学受験でも必ず役立ちます。

夏休み中は、特に漢字は復習や市販の問題集などを利用して頻出漢字の問題に取り組みながら実力をつけていくことをオススメします。

国語に必須の語彙力と読解力の強化を考えよう

国語は、「語彙力」「読解力」「考察力」「解答力」が必要な科目です。

その中でも中学受験の基本になるのが、「語彙力」と「読解力」になります。

語彙力は、日頃の生活環境によって大きな差が出てしまいます。言葉の意味を理解するだけでなく、使う場面がわかっていないと意味がありません。

読解力は、文章を読んで理解する力のことです。

中学受験出題される文章題は、

・「物語文」

・「論説文」

・「随筆」

の3つが主な出題内容になります。

読解力を身につけるには、読書や問題への取り組みが必要になります。

問題も答えを確認するだけでなく、解答の説明を読んだ後に本文と解答を再度読み返すことをオススメします。

語彙力や読解力は、簡単に身につけられるものではありません。多くの文章を読んでわからない言葉は調べる習慣が学習のポイントになります。

問題を解く力や記述できる力を身につけよう!

語彙力や読解力を身につけながら問題を解く力をつけていく必要があります。国語の問題は、ただ解いて答え合わせをしているだけでは全く意味がありません。

正解・不正解にかかわらずなぜそのような答えになるのかを理解しなくてはなりません。

解き方に決まりがなさそうですが、根拠やキーワードという重要なポイントは存在します。

本文と問題文を読み返すと何を聞きたいのかが理解できるようになってきます。このときに正しい言葉を使用することも大切なので「語彙力」も必要になります。

国語の問題が解けないときは、必ず原因を考える必要があります。通塾をしている受験生であれば、塾の講師に質問することをオススメします。

 

【中学受験生の保護者向け 夏休みの学習のポイント 国語編】

国語の成績は思ったように向上しないのが現実です。今日学習したことが明日の模試で結果につながることはありません。

それだけに、早めに苦手意識を克服して良い状態で受験に向かう必要があります。苦手意識の克服には、保護者の力が必須となりますのでお子さんを応援しましょう。

ここでは、中学受験生の保護者に向けた国語の学習方法に関する役割を説明しています。

中学受験は、保護者のお子さんとの二人三脚が基本なので参考にしてほしいと思います。

お子さんとの会話を大切に!国語力は日頃の会話から!

国語の基本は、語彙力だと説明しました。語彙力をつけるには、親子の日頃の会話が重要な役割になります。

国語は読書が重要だと言われています。確かに本を読むことは総合的な国語力の向上になくてはならないことです。

国語が苦手なお子さんは語彙力がないことも多いのが現実です。読解力も重要ですが、語彙力も並行して伸ばす必要があります。

難関私立中学校の国語で出題される内容は、選択問題よりも記述式の問題が多くなります。

記述式の問題を解くには、何よりも語彙力と読解力がなくては解くことができません。

過去問題の取り組み方を検討している保護者の対応策!

夏休みになると過去問題に取り組みたいと考えるご家庭も多いと思いますが、まだ早いというのが本音です。今の段階は、親御さんが出題形式やクセを理解する時期になります。

私立中学校の国語で出題される長文問題は、学校によって個性があるのも中学受験の難しさでもあります。

特にお子さんに苦手分野がある場合は、注意が必要です。

「物語文」「論説文」「随筆」3つで苦手な分野と志望校が同じ場合は、事前に対策を考えていく必要があります。

基本的に第一志望の変更は避けてください。

国語が苦手なお子さんの成績アップ作戦!

国語の苦手なお子さんが成績アップに取り組む学習方法には、保護者の協力が必要になります。お子さんひとりに学習を任せていても決して成績があがることはありません。

一般的な読書も悪いとは言いませんが、できるだけ実際の問題文を利用することをオススメします。理由は、中学受験向きで必ずテーマがあるからです。

国語の文章題は、元々中学受験生でも解ける水準の問題です。更に様々なテーマを題材にしているので読み取りやすくなっています。

並行してすすめてほしいのが、新聞のコラムなどを読むことです。

新聞のコラムは、まとめる力をつけるのに重要な要素が含まれています。

 

国語はすぐに成績が上がることはありませんが、確実に力になります。その力は中学受験だけでなく、高校や大学でも必要な力なので焦らずに学習をすすめてください。

【まとめ】

今回は、中学受験の受験生と保護者向けに国語の夏休みの学習方法を説明しました。国語の学習方法は、読書と漢字と言われる方もいますが、多くの方法が存在します。

ここで紹介した学習方法は、夏休み以降にも必要な考え方です。また、小学校5年生のようにこれから受験を考えるお子さんにも適した学習方法なので参考にして下さい。

 

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