中学受験!中学受験の出願準備と願書提出のポイント!

中学受験

中学受験の主役は受験生であるお子さんですが、願書や提出書類に関する作業は親御さんの出番になります。

 

願書の提出は中学校によって大きく異なるので注意は必要です。

 

今回は、中学受験の出願準備から願書の提出に関する説明をしていきます。

 

この記事を読んでおけば、受験願書提出の基本が理解できるはずです。

 

【中学受験 願書の書き方と提出書類のそろえ方】

中学受験は、受験校に願書を提出しなくてはなりません。

願書の記入や提出書類の調達は、基本的に親御さんがおこなうケースが多くなっています。

ここでは、中学受験の願書の書き方提出書類について説明していきます。

中学受験が初めてという親御さんは参考にしてください。

中学受験の出願に必要な書類とは?

中学受験のときに提出する書類は、受験をする中学校によって若干ことなります。

ここでは多くの中学校で共通すると考えられる必要な提出書類を紹介しておきます。

・受験校の願書

中学受験の願書は、保護者がそろえるのが一般的になります。直接中学校の説明会などで配布されるものを調達するか、ホームページなどから郵送を希望するかのどちらかです。

 

中学校の願書は、受験をする中学校と可能性のある中学校全ての願書をそろえておくことをオススメします。基本は1部で問題ありませんが、心配な方は2部そろえておきましょう。

 

願書は、学校説明会での配布やホームページでの請求が一般的です。無料の中学校が多いですが、数百円から千円程度が必要な中学校も存在します。

・通知表のコピー

通知表のコピーは、提出書類として必要なこともありますが、願書を記入するときに出席日数(欠席数)などを確認するときにも必要です。

・調査書

受験校によって異なりますが、調査書の提出が必要な中学校が多いと思います。調査書は学校の担任や進路指導などが作成するので通っている小学校にお願いすることになります。

 

小学校によって中学受験をする人数が異なりますが、できるだけ早めに調査書を依頼することをオススメします。基本的に順番に作成されるので人数によっては遅くなります。

・写真

受験校によって写真のサイズが異なると思いますが、必要であれば早めに用意することをオススメします。特にサイズや枚数に注意をしてください。

 

写真は、証明写真や写真屋さんなどで撮るのが一般的です。中には自分の携帯を利用する人もいますが、あまりオススメしません。

中学受験 願書の記入でおさえたいポイント

中学受験の願書に記入をするのは、保護者の役割だと思ってください。

お子さんが安心して受験に集中できるようにするのも親御さんの大切なサポートになります。

・下書きをして万全の対応をしよう!

願書を複数部手に入れるご家庭も少なくありません。複数部の願書を入手することも悪くありませんが、有料の中学校もあるので費用の節約を考えるとあまり得策ではありません。

願書は、コピーをして下書きを書くこともひとつの考え方です。下書きを利用すれば、精神的にも楽に願書の記入ができると思います。

・本番の願書に記入しよう!

願書は、黒のボールペンで記入するのが一般的です。特に消せるタイプやにじんでしまうタイプのボールペンの使用は避けることをオススメします。

願書記入で注意をする点は、「字」を上手く書くことよりも丁寧にはっきりとした文字を書くことです。

いくら達筆でも読みにくい字体は、オススメできません。

・最終コピーをとって確認と面接対応をしよう!

仕上がった願書は、間違いがないことを確認したあとにコピーをとることをオススメします。

理由は、面接がある中学校で聞かれる志望理由などを確認するためです。

願書の書き方のポイント

願書で記入するべき項目で一般的なものをいくつか紹介しておきます。

全ての中学校で必要ではないと思いますが、比較的多い項目の書き方のポイントを説明していきます。

・本人の長所・短所

願書の記入で親御さんが記入で悩む項目のひとつにお子さんの性格や長所・短所を記入する場合です。

この項目だけで合否が決定するわけではありませんが、大切なことに変りはありません。

お子さんの性格や長所・短所を書くときの基本的なポイントは、長所は控えめに書くことと短所はできるだけ書き方に注意をすることです。

特に短所は、良い部分ではありませんが書き方ひとつであまり短所にはならないこともあるので日頃から書き方のポイントを考えておくようにしてください。

・家庭の教育方針

家庭の教育方針を記入する項目がある中学校も多いと思います。

家庭の教育方針で記入する内容は、小学校時代の家庭での教育方針と中学校で考える今後の教育です。

小学校時代は、学習面よりも生活指導的なことを中心に書くことをオススメします。

中学校での教育方針は、受験校の教育理念を考えた内容が理想です。

・通学経路と時間

通学経路に関しては、正直に記入すれば特に問題はありません。

中学校の場合は、通学時間も大事ですが、乗り換え回数や自宅から最寄り駅までの時間なども重要です。

通学時間や経路は、受験校の合否よりも家庭で考える大切なポイントです。

お子さんが毎日通うことができる通学時間や経路の中学校を選択してください。

 

 

【中学受験 志望理由の書き方とポイント】

中学校の願書にある記入項目の中でも頻度がもっとも高い「志望理由」の書き方を説明していきます。

志望理由は、この中学校に入学したいという気持ちが伝わることが必要です。

 

ここでは、志望理由の書き方とポイントを簡単に説明していきます。

志望理由は、受験校を決める最大のポイントなので事前に内容を決めておくことをオススメします。

志望理由の抑えたい書き方のポイント!

中学校受験にかかわらず受験校に対する志望理由は、重要なポイントになります。

もちろん志望理由だけで合否が決まるわけではありませんが、通いたいという気持ちは大切です。

親御さんの目線であれば、教育理念や校風などの魅力を書くことをオススメします。

お子さんの目線であれば、文化祭やイベント行事に参加をしたときのことを書くのも良いと思います。

中学校に期待したいことや文字数にも注意をしよう!

親として我が子を中学校に通わせる上で期待したいことを書くのも悪くありません。

同時にお子さんが中学校に期待することを添えるのもオススメです。

志望理由を書くときに注意をしたいことが、文字数の確認です。

指定文字数に対して超えてしまうのは論外ですが、少ないのも考えものです。

少ない文字数を増やそうとすると良い文章にはなりません。

やや多めに書くつもりで最終的にまとめるのが、理想的な書き方になります。

志望理由は第三者のチェックが重要なポイント!

志望理由は、必ず記入者以外の人がチェックをする必要があります。

ミスは自分では気がつきにくいので慎重に対応することをオススメします。

完成した用紙は必ずコピーを取ることをオススメします。

学校にもよりますが、面接がある中学校だと志望理由は、必須の質問項目なので、内容が違うのはあまり好ましくありません。

 

 

【中学受験の出願方法と流れ】

中学校受験の出願方法も昔とは異なり様々な方法が利用できるようになりました。

特にWEB出願を推奨している中学校も増加傾向にあります。

ここでは、中学受験の出願方法について説明をしていきます。

中学校によって様々な方法があるので、事前に確認しておくことをオススメします。

中学校によって異なる出願方法のメリットとデメリット

中学校によって出願方法は異なりますが、基本的に

「WEB出願」

「窓口出願」

「郵送出願」

のどれかに該当すると思います。

 

それぞれのメリットとデメリットを説明します。

 

・WEB出願

WEB出願をとりいれている中学校も多くなってきました。WEB出願の最大のメリットは、パソコンに入力するタイプなので手書きよりも楽だというイメージがあります。

WEB出願で注意をする点は、記入内容のミスや時間的な制限です。

入力漏れは、エラーになるのが一般的ですが、誤字脱字や入力ミスはそのまま提出になります。

写真の提出に関してもアップロード方法や容量などの問題もあるので、事前に対応できるようにしておくことをオススメします。

 

・窓口出願

最も確実な出願方法が、窓口出願です。完全な形で提出をするのが理想ですが、記入漏れなどがあった場合は、受付で指摘してくれることもあるので間違いが少なくなります。

最も確実な反面、学校まで行かなくてはならないので時間的なロスは否めません。特に以前ほどではありませんが、窓口出願のみの中学校だと早朝から長蛇の列になります。

 

・郵送出願

郵送出願も一般的な出願方法のひとつです。出願のタイミングが自由な郵送出願ですが、無事に届いたかどうかの不安があるのも事実だと思います。

どうしても心配な場合は、「配達証明」などのシステムを利用すると安全です。費用は余計にかかりますが、安心料だと考えれば決して高くはありません。

ただし中学校によって郵送方法が指定されている場合もあります。出願のマニュアルなどをしっかり確認することをオススメします。

受験料の払い方も中学校によって異なるので注意しよう!

中学受験の出願時に気になるのが、受験料の支払い方法だと思います。

支払いの方法は中学校によって異なるので事前に確認しておくことをオススメします。

代表的な受験料の支払い方を簡単に説明していきます。

決して難しいものではありませんが、ギリギリになって慌てないようにしてほしいと思います。

 

・銀行振り込み

銀行振り込みの多くは学校指定の振込用紙を利用した受験料の支払い方です。銀行の窓口かATMからの振り込みが可能ですが、指定されていることもあるので事前確認が必要になります。

銀行振り込みで注意をしたいことは、取り扱いの日にちです。時間帯によっては、当日扱いにならないこともあるので、はやめに手続きをすることをオススメします。

 

・郵便振替

郵便振替は、郵便局から学校指定の振り込み用紙を利用して振り込みをおこなう手続き方法です。基本的な部分は銀行振り込みと同じなので特に心配はないと思います。

・コンビニ支払い

WEB出願の学校に多いのが、コンビニを利用した支払い方法です。コンビニによって利用方法が異なるので注意が必要になります。

コンビニ支払いの場合は、時間的な問題点はありません。コンビニで受け取れる「収納証明書」は、必ず受け取って大切に保管しておくようにしてください。

 

・クレジットカード

受験料のクレジットカード払いは、手続きの時間を考えると便利な方法です。収納証明書をプリンタなどから出力する必要があります。

・ペイジー

ペイジーは、WEB出願のときに利用されることが多い支払い方法です。便利だと言われているペイジーですが、銀行の窓口では支払いができません。

近年主流のWEB出願の流れを理解しよう!

最後に近年主流になったWEB出願の一般的な手順を説明しておきます。

詳細は中学校によって異なるのであくまでも参考程度に理解してほしいと思います。

 

「受験校のホームページ」にある出願サイトやコンテンツに移動して出願手続きをおこないます。

初回に自分のIDやパスワードなどを登録する学校もあります。

 

出願は、画面の指示に従って必要な内容の入力や写真のアップロードなどをおこないます。

このときに入力する内容を事前に確認して下書きをしておくと便利です。

複数日程でおこなわれる中学校の場合は、受験日や試験の回数を選択します。

入力内容や受験生の情報の確認をしてから支払い方法を選択することになります。

受験票は、ホームページで登録したマイページから印刷できるケースが多いので忘れずに印刷をしておくようにしてください。

【まとめ】

今回は、中学受験の出願準備から出願までの流れを簡単に説明しました。

出願は決して難しいことではありませんが、受験日程や急遽受験することになるケースもあります。

出願手続きをおこなうのは、基本的に親御さんの役目です。

親御さんのミスで手続きが面倒になるとお子さんにも負担がかかるので事前に確認しておくことをオススメします。

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