受験対策の前半は、予定通りに学習がすすまなくても夏休みでカバーが可能です。
秋以降になると毎日が重要な存在になります。
今回は、志望大学に合格するための学習プランや問題演習の解き方を説明していきます。
この記事を読んで志望校合格のポイントを理解してください。
【秋からの大学受験対策!志望校の決定と効率的な学習方法!】
秋以降になると時間的な焦りが成績向上を妨げる原因になることがあります。
また第一志望を完全に決めたい時期ですが、成績が不安定だとなかなか定まりません。
ここでは、秋以降の大学受験対策で重要な志望校の決定や効率的な学習方法について説明していきます。
受験対策次第で今後の成績が大きく向上するはずです。
過去問題は自分の現在地と目標の差を理解するもの!
過去問題の役割は志望校の出題傾向を理解すると同時に、
自分の現在の学力と志望校の合格ラインの位置を確認する目的があります。
=現在の学力
=志望校の合格ラインの位置
ぎりぎりまで過去問題を解かない受験生もいますが、
出題傾向や自分の現状と志望校との相性などを知るにも確実に秋以降に1度は解くことをオススメします。
志望校の受験対策は、模試の偏差値だけでは判断がつきにくいのが本音です。
併願校の選択も相性の良さが大きく影響するので過去問題で現状把握をするようにしてください。
過去問題は秋以降に一度は解く
=志望校との相性
=現状把握が重要
インプット型の学習からアウトプット型の学習へ!
大学受験対策の前半は、基本重視のインプット型学習と苦手分野の克服が主な学習目標です。
秋以降は、志望校に合格するために実践力や応用力をつける必要があります。
受験対策で実践力や応用力をつけるためには、問題演習を中心としたアウトプット型学習が基本になります。
前半:
・苦手分野の克服
・アウトプット型学習
・実践力・応用力
もちろん苦手分野の復習も忘れてはいけません。
アウトプット型学習の注意点は、自分に適したレベルの問題を解くことです。
志望校のレベルと差があると焦ると思いますが、この時期は慌てる必要はありません。
志望校の合格に必要なことは相手を良く理解すること!
大学受験対策は、できるだけ効率良くすすめることをオススメします。
特に重要なポイントは、受験校の特徴や出題傾向を理解することです。
この時期に受験した模試の偏差値や合否判定結果が思わしくない受験生も多いと思いますが、
志望校の出題傾向や問題の癖を理解すると大きく合格に近づくことが期待できます。
従って受験日が近くなってから過去問題に取り組むのは、オススメできないことがわかると思います。
志望校の対策は、学習時間の他に充分確保する必要があります。
【秋からの大学受験対策!合格までの学習プランを考えよう!】
秋以降の大学受験対策は、実力向上と同時に弱点の克服も視野に入れる必要があります。
だからといっていつまでも基本重視では、志望校合格は難しくなります。
ここでは、大学受験の秋以降の学習プランを説明していきます。
学習計画のたてかた次第でこれまでの遅れを取り戻すことも可能です。
志望校の特徴を調べて目標を明確にしよう!
大学受験で合格を目指す基本は、学力の向上です。
同時に志望校の特徴を理解して目標を明確にする必要があります。
過去問題を中心に出題傾向や問題の特徴を理解します。
その後は、
模試や問題集を利用して頻出問題に苦手分野がないかを把握してください。
過去問題の対策法
↓
・頻出問題の把握
↓
・苦手分野の克服
頻出問題に苦手分野が多い場合は、早めに克服をしておく必要があります。
偏差値的にクリアしていても相性面で不利になることもあるので油断はできません。
科目ごとの目標点とおこなう対策方法を考えよう!
大学受験で合格を勝ち取るには、全問正解する必要はありません。
あくまでも合格ラインである合格最低点を超えることを目標にする必要があります。
全問正解 ×
合格目標点の把握 〇
合格に必要な合格最低点を調べてから自分の予想得点と目標得点を設定してから対策方法を考えていきます。
あくまでも自信過剰にならないように慎重に目標設定をしてください。
苦手科目の得点を得意科目でカバーする必要があるので、
苦手科目の克服と同様に得意科目の学力を伸ばす必要があります。
学習予定をつくって計画的な受験対策をしよう!
秋から受験日までの大まかな計画をつくると同時に最終的に週単位の学習計画をつくることをオススメします。
週単位の予定表は、できるだけ詳細な内容が理想です。
学習計画が予定通りにすすめば問題ありません。
なかなか思い通りに効果がでないときは、その状況に応じて学習計画の修正をおこなう必要があります。
受験日から逆に計画を考えていくとこれからのペースがわかりやすくなると思います。
必ず週に1日の予備日や無理のない計画を考えることが理想になります。
【秋からの大学受験対策!問題演習と過去問題で受験対策!】
大学受験で志望校に合格するには様々な受験対策が必要ですが、
基本的な学力向上は避けられない必須項目になります。
ここでは、受験対策の基本でもある「問題演習」と「過去問題」について説明をしていきます。
効果的な利用方法で志望校合格を目指してください。
各科目の分野・単元の問題演習で基本確認とレベルUP!
問題演習を解くときに重要なことは、志望校のレベルと自分の学力の差を把握することです。
いくら難関大学用の問題集を用意しても学力が届いていないと意味がありません。
↓
把握
各科目の基本問題集を解いて自分の理解度を確認することが重要です。
基本が固まっていない状態で応用問題ばかり解いても実力につながる可能性は低いと思います。
問題を解くときは、解答の正誤よりも内容の理解が最も重要になります。
このときに問題を解く考え方や関連知識も学習しておくことをオススメします。
過去問題と模試を使った実践演習で実力UP!
ここまでも過去問題や模試を利用した受験対策は説明してきました。
過去問題を本格的に解く場合は、時間制限やできるだけ受験当日と同じ科目順で解くことをオススメします。
模試に関しても同様です。
各科目を実践のつもりで取り組むことが重要なので、問題を解く順番や時間配分も意識する必要があります。
実践的に問題を解く目的は、得意な分野と苦手な分野の区別などをおこなう習慣をスムーズにするためです。
特に国語や英語の長文を読む時間は思ったよりも時間を要します。
本格的な過去問題の取り組み方
・問題を解く順番
・時間配分
問題演習の効率の良い解き方とポイント!
受験本番向けに問題を解くときに正解と不正解で、復習方法を変えると成績向上につながります。
効率の良い解き方とポイントを理解することは重要なポイントです。
問題に正解したときは、安心するのではなく自分自身で学習する点を探す必要があります。
問題の出題形式や内容によって対応方法が変わります。
筆記問題の場合は、書いている内容の正確さを最確認する必要があります。
選択式の場合は、確信を持って選択することが重要です。
また、必ず正解以外の選択肢の存在の意味なども考えることをオススメします。
出題者側の目線を理解するためにも実行することをオススメします。
問題が不正解の場合は、間違えた原因を追及して対策を考える必要があります。
知識が足りない状態と理解度や読解力のない状態では、同じ不正解でも対策が異なります。
正解不正解に関係なく、ある程度間隔を空けてから同じ問題を解きなおす必要があります。
また類題に取り組むことで、知識や理解度の確認をすると同時に受験本番に向けての自信にもつなげることができます。
【まとめ】
今回は、秋からの大学受験対策・志望校合格にオススメの対策方法や問題の解き方などを説明しました。
秋になると時間的にもゆとりがなくなる受験生も少なくありません。
また、基本重視という言葉をいつまでも重視して受験ぎりぎりまで基本問題のみ解く受験生も稀にいます。
もちろん難関大学で浪人覚悟の長期計画であれば、決して間違いではありません。
2021年の受験で志望大学への合格を目指すには、効率の良い受験対策が必要です。
これからインフルエンザなども流行する危険性がありますので、充分な対策をオススメします。
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