中学受験を控える保護者が知っておきたい中学校の種類と特徴!

中学受験
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昔は、中学受験をするご家庭は1クラスに数名という時代もありました。現在は地域や小学校にもよりますが、首都圏では約6万人の受験者が存在します。

今回は、中学校の種類と特徴を中学受験初心者の保護者向けに説明していきます。

基本的な内容ですが、中学受験をする上で基本中の基本なので理解をしておきましょう。

 

【受験初心者必見!中学校の種類を理解しておこう!】

中学校は、基本的に無受験で入学できる中学校と受験で入学者を選抜する中学校があります。以前は受験の有無は私立と公立という区分でしたが、現在は異なります。

ここでは、中学校の種類の基本を様々な角度から説明していきます。まずは、中学校の種類や特徴の基本を理解していきましょう。

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基本は、国立・公立・私立の3種類!

中学校は、大きく分類すると国立」「公立」「私立」の3種類に分類できます。さすがにこれだけでは、単純すぎるので簡単に特徴を説明していきましょう。

・国立中学校

国立中学校は、入試選抜のある国立大学教育学部の附属中学校になります。高校まである学校もありますが、小中学校のみという学校もあります。

後ほど詳しく説明しますが、国立大学附属中学校となっていても高校受験をおこなう中学校も少なくありません。大学も付属だからといってそのまま大学まで進学はできません。

・公立中学校

公立中学校は、「都道府県市区町村」が設立した学校になります。公立中学校には、無試験の中学校と中学受験をおこなう学校があります。

無試験の中学校は、最も一般的な公立中学校と呼ばれる中学校です。中学入試を実施しているのは、中高一貫校や中等教育校と呼ばれる中学と高校がある学校になります。

公立高校に併設の中学校を新設したケースで、公立中高一貫校や公立中等教育校などと呼ばれています。ここ数年で飛躍的に多くなっている中学校のひとつです。

・私立中学校

私立中学校は、入試制度をおこなっている中学校です。大学受験を避けることが可能な大学附属校と大学受験をおこなう進学校にわけることができます。

国立中学校や公立中学校は、基本的に同様の教育概念に基づいた学習指導になります。一方私立中学校は、個々の校風や特徴があるのが一般的です。

学習面だけでなく部活動にも特徴がある私立中学校は、一概に特徴が述べられないほど個性的な学校も多いので受験校選びには慎重な対応が必要になります。

 

中学校の仕組みにも様々な形態がある!

中学校の設立や管理の区分については理解できたと思います。次に教育方針の根本的な仕組みについて簡単に説明していきます。

 

中学校には、中高一貫校中等教育校をはじめ中学校のみというケースもあります。私立の中には幼稚園から大学まで附属となっている学校も少なくありません。

「中高一貫」という言葉が中学受験では頻繁にでてきますが、中等教育とどこが異なるのかを疑問に思っている保護者の方も多いのではないかと思います。

基本的に中等教育は、中高一貫の分類のひとつなので、同じ意味と考えても間違いではありません。ただし、中高一貫校自体3つに分類できるので中等教育という言葉があると思ってください。

 

「中等教育校」は、ひとつの学校として6年間の教育をおこなう中高一貫校になります。中学生時代を前期課程・高校時代を後期課程などと呼ぶ学校もあります。

「併設型中高一貫校」は、私立に多いタイプです。中学校と高校を同様の法人や管理者が運営しているのが特徴になります。

このタイプは、高校で外部入学者を受け入れる学校もあれば、高校募集はしていない学校もあります。

もうひとつのタイプは、「併設型中高一貫校」と同様の考え方ですが、運営や設立者が別の法人や団体であることが特徴となります。

「連携型中高一貫校」などと呼ばれています。

 

中高一貫校の教育方針や校風は、「国立」「私立」「公立」で大きく異なるので事前に学校説明会などに参加をすることをオススメします。

公立中学でも入試?中学校の入試の有無!

私立中学校や国立中学校は、以前から入試制度によって入学者を選抜していました。一方以前の公立中学校は、原則的に学区内の中学校に進学をするのが基本でした。

確かに現在も多くの公立高校は無試験で入学が可能ですが、公立中高一貫校中等教育校となると話しは別になります。

首都圏にある人気の高い公立中高一貫校は、私立中学校よりも高い倍率で入試がおこなわれることも珍しくありません。また、私立中学校受験とは異なる対策が必要になります。

 

【中学校選びは、高校受験や大学受験も視野に入れよう!】

中学受験を考えていないご家庭は、学区内の公立中学校に進学することになります。その後、高校受験を受けて高校に進学する流れが一般的な進路です。

中学受験をするご家庭の場合は、単純に学校名や偏差値で中学校を選ぶのは理想ではありません。高校や大学のことも考えてお子さんに適した中学校を選ぶ必要があります。

ここでは、高校受験や大学受験を意識した進学先の考え方や疑問に思われやすい「国立」「私立」「公立」の違いを簡単に説明します。

高校受験や大学受験を考慮した進学先を考えよう!

お子さんが、最終的に大学入学までを考えたときの「公立・国立・私立」の違いや特徴を簡単に説明しておきます。中学校の選び方で大きく将来が変わります。

 

一般の公立中学校に進学した生徒は、高校受験をすることになります。大学受験に関しては、進学先の高校によって異なるのでここでは触れません。

公立中高一貫校に進学をした生徒は、高校課程はそのまま進学できます。従って大学受験で大学入学を目指すことになります。

国立は、「中学校まで」と「高校まで」の2通の中学校があります。中学校までの場合は、公立中学校と同様に高校受験をすることになります。

 

一方、高校までの学校の場合は、大学受験で大学進学を目指すことになります。次の項目で詳しく説明しますが、国立大学附属校だからといって併設の国立大学に無条件で入学できるわけではありません。ここを誤解している人も少なくないようです。

 

「私立中高一貫校」は、普通に中学校生活を過ごしていれば、併設高校に進学ができます。私立中高一貫校の高校外部募集の有無は、中学校によって異なるので事前に確認することをオススメします。

私立中高一貫校には、大学附属校進学校(非附属校)が存在します。大学附属校は併設大学への進学が可能な学校も多くあります。

国立大学附属と私立大学附属は同じように進学できるのか?

これまでの内容でおそらく理解できていると思いますが、国立大学附属中学校や高校に入学をしても私立大学附属高校のように推薦枠で併設大学に進学をすることはできません。

もちろん首都圏にある国立大学附属の中学校や高校の学力レベルは基本的に高い水準になるので進学実績が良い傾向になっています。

勘違いをしてはいけないのが、私立大学附属のような流れで併設大学へ進学できるわけではないので、事前に理解をしておく必要があります。

私立大学附属校は、学校によって併設大学への進学率が異なります。また、規模の大きな大学附属校だと学校によって併設大学への進学率の有利不利があります。

 

今回は私立大学附属校の詳細には触れませんが、国立と私立では同じ大学附属でも進学の流れが大きく異なることを理解してほしいと思います。

それぞれの中学校に目に見えないメリットとデメリットが存在する!

まず中学受験をするかしないかという選択肢に関しては、ここでは省きます。一応、中学受験を視野に入れた保護者や受験生向けの説明になります。

 

中学校を選択するときは、「国立」・「公立」・「私立」高校受験や大学受験を考慮して考える必要があります。また、当然学力的に合格可能な中学校も検討しなければなりません。

一番大切なことは、学校のブランドや偏差値だけで受験校の比較をしてはいけないということです。どの学校にもメリットもあればデメリットもあります。

 

例えば、私立中学校の受験校選択のときに第一志望を「開成中学校」にしておきながら第二志望が「慶應系列」の中学校というのはあまり理解できません。

開成中学校は、大学受験で東大や京大といった最難関校を目指す進学校です。一方慶應系列の中学校の多くは、慶應大学への進学を基本として考えている附属校になります。

このケースは、知名度的には理解できますが、併願パターンとしては進学校と附属校という組み合わせに少々疑問を覚えてしまいます。

 

このように偏差値の高い学校だから必ず良い大学へ入学できるわけではありません。また、校風や教育方針がお子さんに適しているかどうかも偏差値だけでは判断は難しいはずです。

国立や公立は、授業料が安くて私立が高いという目に見えるメリットやデメリットもありますが、説明会や行事などを見学してわかる部分も存在します。

中学受験の学校選びは、塾や保護者が中心となって決めるケースもありますが、やはり実際に通学をするのはお子さんです。

学校のメリットやデメリットを考えるときも保護者や塾の目線だけでなく、お子さんの目線で判断するのが重要なポイントになります。

【まとめ】

今回は、中学校の種類を受験初心者の方向けに説明しました。中学校の受験は、保護者とお子さんの二人三脚と言われています。

親のプライドや世間体だけでお子さんの進路先を決めるのは論外です。お子さんの性格や体力などを考えて、志望校や併願校を決める必要があります。

 

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