中学受験は、全国的に1月~2月におこなわれています。
中学の入学時期を考えると妥当な時期という見方もできます。
今回は、中学受験対策と同時に受験生が気をつけたい風邪の予防方法や体調管理について説明していきます。
この記事を読んで万全の体調で中学受験対策をしてください。
【中学受験生とご家庭で徹底したい風邪の予防方法とポイント!】
中学受験で大切なことは、効率良く受験対策をおこない志望校に合格をすることです。
受験対策には、多くの体力と精神力が必要です。
小学校では高学年といってもまだまだ大人とは異なります。
身体への受験対策による大きな負担は、体調を崩す原因にもつながります。
ここでは、中学受験生とご家庭にオススメしたい風邪の予防方法とポイントを説明していいます。
風邪の予防は基本的なことばかりですが、一番重要なことです。
風邪の予防で一番大事なことは、正しい生活習慣の徹底!
風邪やインフルエンザをはじめとした病気になると受験直前はもちろんですが、受験対策に遅れがでてしまうことになります。
現在の中学受験対策は、難関校になると日々の学習時間が合格への重要なポイントになります。
風邪をひいたら休めば良いことですが、お子さんの焦りにもつながります。
受験日が近くなれば暖かい物や消化の良い食事を選ぶ傾向があります。
過度な対策はストレスになりますが、日頃からファストフードやスナック菓子などの取り過ぎには注意をして欲しいと思います。
睡眠は、規則正しい生活とほぼ同様な内容になります。
早寝早起きは、効率の良い受験対策を考えるうえで必須の生活習慣だといえます。
受験生は多くの新しい知識を長期記憶にしなければなりません。
そのためにも脳の休息にもなる睡眠は必要不可欠です。
細菌・ウイルス対策!家庭でできる最大の予防策とは?
冬場の風邪やインフルエンザの予防方法は、食事や睡眠など様々な方法があります。
中でも一番こころがけたい予防策は、手洗いとうがいです。
石けんで手を洗って水や日本茶でうがいをするのが効果的だといわれています。喉が痛いようなときはうがい薬を利用しても良いと思います。
手洗いやうがいは、親御さんが率先しておこなうことでお子さんも日常化すると思います。
家族全員が風邪やインフルエンザを積極的に予防することが理想的な対策方法です。
インフルエンザの予防接種は家族全員の協力がポイント!
インフルエンザの予防接種に関しては、賛否両論だと思います。
医師の中でも必ず接種を推奨しているわけではありません。
確かにインフルエンザの予防接種をおこなっても感染してしまう人もいますし、予防接種をしなくても感染しない人もいるのでオススメはできますが絶対ではありません。
実際に他の予防接種と比較をしてしまうと信頼性に欠ける部分はあります。
特に小学生は2回接種で、家族全員となるとそれなりの出費につながります。
一方で、インフルエンザの予防接種をおこなった場合の感染者は比較的軽症で完治するという情報もあります。
どちらにしても、入試当日のことを考えると家族全員の接種が基本です。
接種やわからないことは、小児専門医に相談することをオススメします。
【風邪だけではないできる範囲の予防と対策が重要なポイント!】
中学受験生は、風邪やインフルエンザの予防と同時に目や歯の健康にも注意をする必要があります。
受験当日は万全の体制にするためにも定期検診がオススメです。
ここでは、風邪以外の予防と対策について説明をしていきます。
視力の低下や虫歯などは、集中力も下げるので注意が必要です。
中学受験生に多い視力低下と集中力低下!
中学受験は、長時間の学習時間が必要になるので目への負担も大きくなります。
注意をしていても視力が低下してしまうお子さんも少なくありません。
お子さんの性格にもよりますが、メガネを使用したくないという理由で視力低下をだまっていることがあります。
小学校の身体検査時にわかれば良いのですが、時期がずれるとわかりません。
本人はあきらかに視力が下がっていることを自覚していると思うのですが、本人から何も言わなければ親御さんも気がつかないことも考えられます。
視力低下は集中力の低下だけでなく、目への負担も一層大きくなります。
早めに眼科で診察してもらうことをオススメします。
予防歯科で虫歯を未然に防ごう!
中学入試間近になって歯が痛み出すお子さんも少なくありません。
歯医者に行くと虫歯が発見されて思ったよりも治療期間が長引くこともあります。
虫歯も初期段階であれば、経過観察になることもあります。
痛みが激しくなるほどの状態だと虫歯も悪くなっていることを予想しなければなりません。
家の子は、歯をしっかり磨いているから大丈夫だと考えている親御さんもいると思います。
確かに全てのお子さんに虫歯があるわけではありませんが、口腔内管理は必要です。
中高年になると多くの人が歯周病になると言われていますが、小学生も歯周病になることもあります。
歯垢が残った状態だと大人も子どもも同じように歯周病になります。
歯周病の予防は、家庭での歯磨きが重要です。
同時に定期的な検診をおこなえば、歯石除去と虫歯の有無も調べてもらえるので定期的に歯科を受診することをオススメします。
原因不明の体調不良や視力低下!理由は精神的なことも・・・
受験生に限らず原因不明の体調不良や視力低下などがみられるお子さんもいます。
実際に何か疾患がある可能性もありますが、不明になることもあります。
原因不明の体調不良や視力低下には、極度のストレスなどが原因になっていることもあります。
もちろん全てではないので病院で検査をするのが大前提になります。
このような場合は、焦らずに対応するしかありません。
どのようなときも親御さんが焦るとお子さんにも悪影響がでます。
【こんなときはどうするの?風邪やインフルエンザになってしまったら・・・!】
中学受験の時期は、風邪やインフルエンザの流行する時期です。
また受験日が近づけば心身ともに疲れがたまる時期でもあるので、風邪やインフルエンザにかかりやすい状況だと思います。
どれだけ予防をしていても、風邪やインフルエンザにかかることも考えられます。
ここでは、風邪やインフルエンザにかかってしまったときの対応を説明していきます。
インフルエンザにかかってしまった場合の対処方法!
インフルエンザの予防接種をおこなっていても流行時期になると感染してしまうことも少なくありません。
インフルエンザにかかった場合は、小児専門医を受診して適切な対応をするのが一番良い考え方です。
受験前に寝ている場合ではないと焦る気持ちは理解できますが、体力を万全にするのが何よりも大事なことです。
インフルエンザは、早期対応によって軽減できる薬もあるので早めに受診することをオススメします。
急な発熱!!解熱剤の使用は?
風邪かインフルエンザかわからないが、急に高熱が出ることも少なくありません。
このような場合に解熱剤を利用したいと考える親御さんもいるかもしれません。
解熱剤は、病気そのものを治す薬ではありません。また発熱はお子さんの身体が病気と戦っている状態でもあります。
ただし、解熱剤で一時的に熱を下げて食事を取りやすくすることもできるので、使い方によって充分役立つ薬でもあります。
解熱剤の使用は、家庭の常備薬ではなく小児専門医が処方してくれたものを使用してください。
そのためにも早めの受診をオススメします。
おなかの風邪?大事なこととNGなこと!
冬場の風邪の中には、お腹の風邪と呼ばれるものも存在します。
嘔吐や下痢がひどくなるケースも少なくありません。
おなかの風邪の場合も早めに小児専門医を受診することをオススメします。
特に激しい嘔吐や下痢は、脱水症状になる危険もあります。
お腹の風邪の場合は、水分の取り方や食べるものに充分な注意が必要になります。
詳細は、小児科医の指示に従うことをオススメします。
【まとめ】
今回は、中学受験を控える受験生の風邪やインフルエンザに対する予防方法を説明しました。
予防策は世間的に言われていることが基本になります。
ウイルスや細菌の場合は、何よりも「手洗い」と「うがい」がもっとも基本的で重要な予防方法になります。
日頃の規則正しい生活習慣が中学受験に最も良い状態で挑めるポイントでもあります。
全て基本的なことですが、親御さんのサポートが重要になると思います。