大学受験対策も秋以降になるとより本番に向けた対策方法が中心になります。
特に模試の合格判定の数値は、自分の実力を把握する手段になります。
今回は志望大学に合格するためにオススメする試験本番の実力作りに関する説明をしていきます。
この記事を読んで受験本番に向けた受験対策を実行してください。
【第一志望大学の過去問を利用して出題傾向を理解しよう!】
大学受験で第一志望大学に合格するには、必要な学力をつけることは重要です。
同時に過去問題で出題傾向を知ることも合格へのポイントになります。
ここでは、過去問を利用した出題傾向の理解方法と受験対策の基本を説明していきます。
志望大学に向けた効率の良い対策方法を厳選しています。
基礎学力のみなおしと志望校に対応できる実力をつけよう!
自分の目指す大学の偏差値が高いとどうしても難しい問題集を解くことに力をいれがちです。
難しい問題集が解けるようになると自然に自信過剰にもなります。
このような状態で模試を受験すると思った以上に低い成績になることが多くあります。
これは、基礎力を軽視している受験生に多いパターンです。
難しい問題集も繰り返し解けば、解法を覚えます。
基本ができていれば問題ありませんが、いきなり応用問題を解いていると実践力は身についていないことが殆どです。
秋以降は基本を重視する時間はありませんが、それでも基本を軽視することは避けることです。
基礎力を身につければ、これまでやっていた難しい問題にも実力で対応できるようになります。
志望大学の出題傾向の研究方法とポイント!
志望大学の出題傾向を研究することは、学力向上と同じくらい重要な対策になります。
過去問題を利用して出題傾向を充分に理解することをオススメします。
過去問題を利用して出題傾向を研究することは、多くの受験生が実践していることだと思います。
問題は、単純に出題傾向を調べるのではなくもう少し深く研究する必要があります。
出題傾向を研究するときに意識することは、問題数と時間の配分をはじめ設問形式の癖や難易度を把握することです。
特に各科目の難易度と自分の得意科目や不得意科目の関係は、慎重に研究をしてほしいと思います。
合格最低点と比較しながら自分の目標得点もシミュレーションすることをオススメします。
入試本番に向けての実力作りのポイント
入試本番に向けての実力作りに用意したい問題が
「第一志望大学の過去問題」
「併願校の過去問題」
「予想問題」
の3つになります。
志望大学と併願校の過去問題や模試などの予想問題は、充分に活用することをオススメします。
特に第一志望大学と併願校の問題や出題傾向には注意が必要です。
第一志望大学と併願校の学部や学科が同系列であれば、出題内容が似ていることもあります。
出題傾向が異なる場合は、自分と問題の相性にも注意してください。
大学入試は自分の学力が志望大学の難易度に届いていることも重要ですが、出題内容との相性が最も重要になります。
相性の良さは、合否に大きく影響します。
【大学受験本番の実力作り・学習面の強化ポイント3選!】
大学受験の合否のポイントは、なんといっても学力面の強化です。
偏差値や合否判定が良くなれば、試験に向けて大きな自信につながります。
ここでは、大学受験本番に向けた実力作りの学習面に注目して説明をしていきます。
学習面の強化ポイントを3つ紹介するので、参考にして欲しいと思います。
秋以降はインプットとアウトプットのバランスに注意しよう!
大学受験対策を時期的に大きく2つにわけると夏休みを境にわける受験生が多いと思います。
前半は、基礎力重視のインプット主体の受験対策が主流になるはずです。
秋以降の大学受験対策は、時間との勝負になることも少なくありません。
特に基礎力が充分に学習できていない受験生は、どうしてもインプット主体の受験対策になります。
大学受験本番で本来の力を発揮するには、インプット主体の受験対策だけでは難しいのが本音です。
そのためにもインプットとアウトプットのバランスがとても重要になります。
問題を解く順番や時間配分をシミュレーションしよう!
大学受験本番に向けてアウトプットを意識した受験対策が必要なことは説明しました。
アウトプット学習の基本は、問題集や過去問題を解くことです。
問題集を解くときもなんとなく解くのではなく、解法や説明を把握することが重要です。
必要であれば、インプット学習に戻ることも必要になります。
過去問題を解く場合は、時間配分や解く順番を意識することが重要です。
特に英語や国語の長文問題は、思った以上に時間がかかることもあるので充分な対策をオススメします。
問題の難易度や出題の特徴は、各大学で異なります。
第一志望の大学に関してはできるだけ多くの類題を解いて苦手分野を少なくしておくことが合格へのポイントになります。
入試問題は類題であって同じ問題ではないことに注意しよう!
多くの大学が毎年似たような出題形式の入試が多くなっています。
過去問題を解いていれば、頻出範囲は事前に理解できているはずです。
苦手なところがあれば克服するようにしなければいけませんが、
問題になるのは、解っていると勘違いをしている場合です。
どんなに難しい問題も何度も解いて解法を覚えてしまうと解けるようになります。
ここで重要なことは、本当に理論的に理解しいてるかという問題です。
入試本番では類題が多く出題されますが、全く同じ問題というわけではありません。
単に問題を解くのではなく内容や理論という意味での理解が重要になります。
【大学受験本番の実力作り・生活とメンタル面の強化ポイント3選!】
大学受験の本番に向けた実力は、学力面の他にメンタル面の強化が重要です。
試験本番で実力を発揮できる精神力は、意識して強くする必要があります。
同時に健康面の管理も重要です。
試験当日に体調を崩してしまっては、実力を100%発揮することはほぼ不可能だと思います。
志望校や併願校の受験!集中力と休むバランスをコントロール!
大学受験は、国公立や併願校の受験を含めると長期戦になります。
日程的にゆとりがあるようでも精神的な疲れは合否の状況によって大きく異なります。
例え併願校や試し受験のような大学の入試日でも、できるだけ良い状態で本番を迎えたいものです。
偏差値や合格判定が良くても体調を崩していれば、決して簡単ではなくなります。
受験日程の考え方は、個人の性格やモチベーション維持の特徴で異なるので一概には言えません。
ただ、多くの受験生が合格を1つつかむと精神的な意味でプラスになることが多いようです。
本番ではこれまでにないトラブルもある!強いメンタルで乗りきろう!
大学受験当日は、全ての受験生が万全の状態で臨めるわけではありません。
また、体調が万全でも様々なトラブルがあるので、事前に対応できるメンタル面の強化が必要です。
試験当日におこるトラブルで最も多いのが、交通機関の遅れです。
朝の通勤時間帯は、インターネットで調べたとおりの時間には到着しないことが多くなります。
他にも忘れ物や寒暖差などにも注意が必要です。
試験会場に入ってからは、緊張と休息のスイッチの切り替えをできるようにすると有利になります。
メンタル面は、学力と異なり普段から意識する必要があります。
メンタルが強いのと傲慢や自信過剰とは違うので、勘違いのないようにしてほしいと思います。
志望校の合格ポイントは学力と万全の健康管理が重要!
第一志望の大学に合格するには、学力と精神面の向上が重要だと説明しました。
長期間実施する入試日程をのりきるには、学力・精神力の他に健康管理が重要になります。
夜型の生活が続いている受験生は、試験当日に合わせて昼型の生活にすることをオススメします。
急激に生活リズムを変えると、体調を崩すこともあるので注意が必要です。
日頃から食事や睡眠時間に気をつかうことで、1日のリズムができるようになります。
生活リズムができると体調面も良くなるので、学習面でも大きな効果が期待できます。
【まとめ】
今回は、大学受験の秋以降にオススメする受験対策の中でも、受験本番に向けた学習面とメンタル面の強化について説明をました。
試験当日に実力を100%出せる受験生は、殆どいないと思います。
その状況でどれだけ100%に近い実力がだせるかどうかが、合否のポイントになります。
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